*写真出典:山陰百貨店-日常を観光する【東京ビル百景】様より
まず、大村高校卒業生と諫早高校卒業生の大きな違いを書きます。
大村は、134年前(明治17年/1884年)の開校一期生から、東大教授、京大教授、大阪大学総長、三菱重工社長に就任された先輩を輩出。
ところが、大村の分校として開校した諫早からは、開校(大正11年/1922年)から約100年にもなろうとしているのに、いまだに、上場企業のトップ・役員、財閥系銀行の頭取・副頭取あるいは、国立大学の学長・副学長に就任した人が、一人も出ていません。
次に、上の世界を目指す人は、諫早高校ではダメなのです。
理由がありますが、今回のテーマはそのことではないので。こちらに理由の一部が書いてあります。
人生は大学入試で終わりではありません。大学に入ってからがスタートなのです。諫早高校や青雲高校(青雲卒業生は、大学入学後の留年率が全国一)のように、大学入学することだけを目標にしてはいけないと思います。人生は長いのです。
さて、日本の銀行ランキングトップ10です。1位は三菱東京UFJ銀行です(世界では10位)。
全国1位の三菱東京UFJ銀行・副頭取に大村高校の先輩が就任されました。荒木先輩です。
*荒木先輩の講演(TKC創業50周年記念講演より)平成28年/2016年 10月20日
↓
三菱東京UFJ銀行の副頭取に就任された荒木先輩の経歴は、
大村市立大村小学校
→大村市立玖島中学校
→長崎県立大村高校 普通科28回卒
→東京大学法学部卒、です。
銀行の場合、トップは社長ではなく、頭取(とうどり)、副社長ではなく副頭取(ふくとうどり)と言います。
銀行の序列は、上から、
頭取、
副頭取、
専務(せんむ)取締役、
常務(じょうむ)取締役、
取締役(ひら取締役、通称ひらとり)
です。
荒木先輩の写真です。
出典:岸田外務大臣のホームページより
*自民党 宏池会(こうちかい)に講師として招かれた荒木先輩
海外版 三菱東京UFJ銀行HPより
エピソードとしては、文科系で数学が得意で、大村高校時代に「月刊 大学への数学」という雑誌において出題される「学力コンテスト」の難問を解き投稿、成績優秀者として名前が掲載されていた先輩だったそうです。
なお、大村高校1000日1000枚に、三菱東京UFJ銀行の副頭取の妹さんが写っているそうです。それは、大村高校1000日1000枚を撮影された先輩と、三菱東京UFJ銀行の副頭取の妹さんが同期で、小学校の時、集団登校・集団下校のメンバーだったそうです。
また、大村市内でお店を経営している同期の方がパリ(フランスの首都)に旅行したら、たまたま、当時三菱銀行パリ支店勤務だったとかで、偶然、パリのシャンゼリゼ通りで再会したことがあるそうです。
*前半 パリ(フランス)、後半 3分3秒よりベルリン(ドイツ)
在校生で銀行、証券など金融関係を目指す人は、高校時代には、文科系でも、必ず数学は微分・積分・数列まで選択しておいたほうがいいです。金融は入行(入社)後、数字を自由に使えることが上に登ってゆく最低条件ですから。
大村高校卒業生で現在大学生の方で、上の世界を目指す人は、財閥の系列で言えば、迷うことなく三菱系の企業を選択したほうがいいと思います。在校生は、大学に合格しても遊びはほどほどにして、きちんと良い成績を取るように、勉強は続けることです。
*昭和45年/西暦1970年 大村小学校秋の大運動会
荒木三郎先輩が大村小6年
貞松(さだまつ)先輩が大村小2年
撮影:当時大村小4年の先輩 、リコーのフィルムカメラで撮影されたもの
貞松先輩とは、東証ジャスダックに上場しているフェスタリアホールディングスを創業した貞松 隆弥(さだまつたかや)先輩のことです。
経歴:大村市立大村小学校→大村市立玖島中学校→長崎県立大村高校 普通科32回卒→成城大学経済学部卒
貞松先輩に関して:貞松先輩が登場