日記の解説
大村高校の前身・旧制大村中学校生徒、第二次世界大戦が終わる前年の昭和19年(1944)5月23日の記録です。
当時、授業料は無償ではありません。無償の義務教育は小学校だけでした。
昭和19年の1円の価値は、現在の換算で約1800円ですから、保護者会費(年間3円)は1円が3円になったので、年間約5400円(1800X3)円になったようです。お金がかかるので、授業料代の元を取り返すために、先生をもっと利用するというスタイルです。
徴兵制が、18年間(昭和2年/1927年~昭和20年/1945年)だけ実施されました。20歳から徴兵でしたが、理系は免除されていました。具体的には、国立大学の理科系進学者は、二浪まで徴兵免除でした。三浪になると自動的に徴兵でした。文系に免除はありませんでした。
今後の高校生の進路と徴兵制
もし、小学生や中学生なら、公文式など数学に力を入れて勉強したほうがいいかもしれません。戦争が始まる兆(きざ)しを感じたら、理系に進路を。高校生なら、特に理系に進むほうがいいのでは?
世界的な流れ(ドイツ、フランスをはじめ、ヨーロッパでは各国で徴兵制が復活のきざし)で、日本でも徴兵制が復活した場合でも、理系(工学部、理学部)の場合、前線に出るより、武器や兵器の開発に進む道があります。
*ドイツ
徴兵制 復活:明治天皇・玄孫(やしゃご)の竹田氏による解説
ドイツ、デンマーク、フランスの位置関係

*デンマークでは女性の徴兵制が始まった
ヨーロッパではロシアが戦争をしかけてきます。戦争をしたくなくても、侵略目的の国(ヨーロッパではロシア、アジアでは中国)があるので、国を守り、敵から家族が殺されないための準備が必要なのです。
つまり、日本が戦争をしたくなくても、侵略したくてたまらない中国が戦争をしかけてくる可能性が高まっているので、戦いになった場合の準備をしておかなければならないのです。
第二次大戦時の東京大学学生の学部別戦死率(理系では医学部が高い)

医学部は、防衛医大出身の医師だけでは戦場で医師が不足する場合、一般大学の医学部卒の医師も、負傷兵の治療のために軍医として前線に投入されますし、各国とも、そうなります。
また医師は、実は国立大学も私立大学も、養成に多額の税金がかかっています。
中国の侵略で、中国が戦争をふっかけてきて戦争がおき、戦場で医師不足が発生したら、医師の従軍もやむを得ないし、わがままは言えないと思うのですが。
京大教授(文学部)だった宮崎市定氏(軍人ではない文学者)の戦争中の文書を読むと、普通に、40代で徴兵訓練に参加し、予備役に登録され、その後、もし戦線に投入される場合、どうするかの覚悟が書かれてありました。実際は、戦線に投入されなかったようです。昔はそういうことが普通だったのだと思いました。


日本における徴兵制の歴史
日本における徴兵制の歴史を調べてみました。
まず日本の徴兵制。
(1)明治6年/1873年 陸軍省発布:徴兵令
(2)昭和2年/1927年 公布:兵役法
この間、18年
(3)昭和20年/1945年 廃止
つまり、日本の建国以来2675年の歴史で、徴兵制は、18年間(昭和2年/1927年~昭和20年/1945年)だけなのです。
しかもオールドメディアが流してきたデマだと、明治以来~第二次大戦終結まで(1868年~1945年:77年間)全員兵隊としてかり出され、戦地に赴くイメージになっているでしょう?
日本の徴兵制は、大戦末期を除けば免役率が80%ありました。実は、私の大村の実家では、曾祖父(ひい爺さん)も、祖父も徴兵検査を受けましたが、兵隊に行っていません。なぜでしょう?
それは、徴兵検査が済んでも、抽選で徴兵されていたからです。抽選には当たらず免除になっていました。免役率80%のほうになったからです。一人っ子も免除になっていました。ただ、戦前は、抽選に当たらなかったほうが不名誉とされていたそうです。
参考 タイの徴兵検査はくじ引き制
付け加えると、抽選以外に、もう一つ、免除がありました。国立大学の理科系進学者は、二浪まで徴兵免除でした。このことは、中島飛行機(現在のスバル自動車)で陸軍の戦闘機である隼(はやぶさ)や鍾馗(しょうき)を開発された糸川英夫博士が入試突破作戦に書いていらっしゃいます。だから、理系に進学するために必死で勉強されたそうです。
結論
「平和平和、戦争反対」を叫ぶだけの思考停止したバカにならないようにしましょう。情勢の変化を読み取り、進路は慎重に選択しましょう。その場合、思考停止した長崎県教員や長崎県教育委員会のアドバイスを信用しないほうがいいでしょう。


