【開戦前】中国を排除して、北朝鮮とアメリカがノルウェーで接触へ

北朝鮮に対する中国の影響力はほぼないのだ、ということが、この件で明らかになりました。北朝鮮問題が片付いたら、米中戦争に向かうのでしょか。

ノルウェーの位置

産経新聞より
その1

2017.5.9 11:16

ノルウェーで北と電撃接触へ トランプ政権動いた! 核・弾道ミサイル開発放棄なら金委員長招き首脳会談も

相次ぐ弾道ミサイル発射など挑発を続ける北朝鮮と、空母などで圧力を強める米国が、ノルウェーで非公式協議を行う見通しとなったことが8日、分かった。さらに米トランプ政権は、北が核・弾道ミサイル開発を放棄すれば金正恩朝鮮労働党委員長の訪米を招請する用意があると、中国政府に伝えていることも判明。米国との直接交渉による体制維持が悲願の北は、投げられたボールをどう打ち返すのか。(サンケイスポーツ)

 北外務省で対米交渉や核問題の要となる崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長らが、7日に中国・北京国際空港から出発。行き先はノルウェーの首都オスロで、現地時間8、9日の両日、米国務省元当局者や専門家らと、核・ミサイル問題や米朝協議の可能性について話し合うとみられる。

 北当局者と米国の専門家が接触するのは昨年10月以来。北が核・弾道ミサイル開発と体制保証について具体的な発信をするか、注目される。

 交渉を控え、トランプ政権は大きく動いていた。北が核・弾道ミサイル開発を放棄すれば体制を保証し、さらに金委員長を米国に招いて首脳会談を行う用意があると中国政府に伝えていたのだ。中国政府は北に伝達したもよう。

地政学者・奥山博士の動画

その2

従来北が求めていたのは、米国との直接対話による体制の保証。核と弾道ミサイルもそのための切り札として開発を進め、最近も活発な弾道ミサイル発射などで揺さぶりをかけている。

 米国も黙っていない。4月29日に空母カール・ビンソンを日本海入りさせるなど、かつてない強い圧力をかけている。

 一方で、トランプ大統領(70)は今月1日、「適切な状況なら会うだろう」と金委員長との会談の可能性に言及。さらに今回「米国の意志」を中国に伝えたことで、北には“正式通告”となる。中国もどこまで北への圧力を行使できるか試される。

 こうした中、北も強硬一辺倒では生き残れないことを十分理解しているようだ。3月に崔氏がニューヨークで元米当局者らとの接触を準備したが、実現せず。4月には米側が北を訪問する計画だったが、場所をノルウェーに変え非公式協議が実現することになった。

 ノルウェーを巡っては、ローマ法王が4月30日に、ノルウェーのような第三国が調停役として事態の沈静化に取り組むべきと提案している。

 ただ北は6日に、敵対行為を働いたとして米国人キム・ハクソン氏を拘束。土壇場でも揺さぶりを続けるしたたかさを見せている

その3

★止まらない揺さぶり

 北は今年2月以降、相次いで弾道ミサイルを発射するなど、国際社会を揺さぶり続けている。4月には5、16、29日と弾道ミサイルを3回発射。15日に行われた金日成主席生誕105年のパレードでは、米国をにらむ新型の大陸間弾道弾(ICBM)の存在を連想させる新型輸送起立発射機(TEL)を登場させるなどした。北東部の豊渓里(プンゲリ)では核実験準備も進めているとみられる。一方の米国は軍事面の圧力を強化。空母カール・ビンソンを朝鮮半島付近に進出させているほか、4月7日には巡航ミサイルでシリアを空爆。北への脅し効果も考慮に入れているとみられる。

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