はじめに
長崎県で生まれ育ち、高校を卒業するまで長崎県で教育を受けました。大学生として東京に出て、長崎県で教えられたウソ、長崎県の教員らがウソを教えていた部分があることがわかりました。
現実として、ウソをウソと気がつかない点に、県教育委員会と教える教員に問題があると思うのです。ただ、ウソをウソと疑いもせずに、言われた通りに教える教員としての忠実な点だけは大きく評価できます。
そこで、歴史的事実をあげ、対比し、後輩が、長崎県教育委員会と長崎県の教員が教えるウソにだまされてしまい、今後、ウソの歴史観で人生を見失わないようにするために、動画を交えて検証していきたいと思います。
第一回は戦艦大和に関してです。
戦艦大和に関して、教科書に書かれてもいないのに、教員らはどのように教えたのか?おぼえている人も多いでしょう。自虐史観(じぎゃくしかん)というもので教えられました。
おおよそ、このような感じではなかったでしょうか。長崎県の教員らは、このように繰り返し教えましたよ。
「戦艦大和は、護衛の艦隊も飛行機もなく、死ぬために出撃したようなものだ、世界で一番みじめな戦艦だ、こんな戦艦はほかにはない、だから戦争が悪い、日本が悪い」
実は、日本の戦艦大和だけではなく、英国、ドイツにも似たように撃沈された戦艦がありました。英国は戦勝国ですよ。長崎県の教員は間違っていませんでしたか?
まず英国
*wikipediaより 戦艦プリンス・オブ・ウェールズ
戦艦の名は、プリンス・オブ・ウェールズ、そして巡洋艦レパルスです。具体的には、開戦直後、日本軍と英国軍が最初に戦ったマレー沖海戦でした。
*wikipediaより巡洋艦レパルス
英国海軍のすぐれたところは、開戦時から軍艦にレーダーが設置されていたことです。この時のアンテナは、東北大学の八木博士が開発した八木アンテナでした。八木アンテナは日本ではまったく評価されず、英国、米国で評価され、実用化されていました。
英国海軍のレーダー
結論を先に書けば、この戦いは戦史に残るものとなりました。それまで、飛行機が戦艦を撃沈することはできないと考えられていました。当時、しずまない戦艦、不沈戦艦プリンス・オブ・ウェールズと呼ばれていました。しかし、日本が世界で初めて、飛行機だけで戦艦2隻を撃沈したものです。動画を見てみましょう。それまでの常識にとらわれていた英国海軍は航空機の支援がなく、飛行機に敗北します。
再現動画
歴史的解説
マレー沖海戦は、宇宙世紀(西暦2045年=宇宙世紀元年)79年のルウム戦役のようなものでしょう。それまでの常識が覆(くつがえ)った戦いだという意味で。
マレ−沖海戦では、日本の飛行機が英国の戦艦を撃沈したこと。ガンダムの場合は、ジオンのモビルスーツが連邦の戦艦を沈めたこと。どちらも開戦当初には考えられていませんでした。
日本軍が英国海軍の無敵の戦艦を撃沈し、この戦いの敗北で、英国は、東南アジアの植民地すべてを失うきっかけになりました。護衛の艦隊も航空機の支援もなく沈んだのは日本だけではなかったことが証明され、正規の授業中に教員らが教えたウソが一つ、これで消えました。
英国海軍の立派なところは。艦長は、船と運命を共にしたことです。日本では「責任」から逃げる発言ばかりする教育者がほとんどだと思います。
実際、長崎県の元教育トップは、佐世保北高バラバラ殺人事件が発生したとき、「教育が悪い」と、教育のせいにした発言が忘れられません。保身だけで発言されたのでしょうか?このとき、県の教育トップである責任者の発言です(全国放送されました)。
長崎県教育長は「責任」の意味を知らない人だったのでしょうか?首都圏では、子供たちはキッザニアで「責任」の意味を学習しますが、長崎県教育長は「責任」を学習しないまま老人に成長されたのでしょうか?
*キッザニアを知らない人へ
つぎにドイツ
戦艦ビスマルクです。ビスマルクも戦艦大和と同様、燃料を補給できないまま出港。それが仇になります。
5分35秒
第二次大戦初期においては、複葉機が使用されていたことがわかります。英国海軍は、複葉機でドイツの戦艦ビスマルクを攻撃しますが、撃沈にはいたりませんでした。
再現動画
この戦いの敗北で(1941年5月)、ドイツは英国から制海権を奪うことができませんでした。
そして日本
戦艦大和の最後の通信を受信したのは、大村航空隊でした。のちに英国ロンドン大学教授で英国アカデミー会員となる、当時、海軍士官だった森嶋通夫(もりしまみちお)氏が大村で受信しました。そのときの大村での記録が、著書「血にコクリコの花咲けば」に書かれています。
戦艦大和最後の出撃の作戦名は「天一号作戦」:動画
24秒より
結論
長崎県教育委員会も教員も、検証して教えるということはしていないので、歴史に関して、とくに日本が敗北した戦いは、ウソを教え、日本が悪い、日本人が悪いという結論から、すべてを悪だという考えをすりこむので、信用しないこと。
学問は常識を疑うことから始まるのですが、教育学部は学問の方法論を習得する学部ではありません。教員の大半が教育学部卒です。実際、教えることだけに特化した専門学校のような学部なので、教員は詳しくしらないままのことが多いように思います。現在もそうなのでしょうが、調べればすぐわかるのに、調べる能力がない人が教員には多いのでは?