九州に住んでいると、なんとなく、九州と北海道は同じ面積だとイメージしがちです。実は、北海道は九州の2倍以上、つまり九州は北海道の半分以下の大きさです。
面積を数字で記述するより、図で比較したほうがわかりやすいとは思いますが。
九州
北海道
本州と北海道の2次元的比較
北海道にどれくらいの本州各県が入(はい)るか
目指す学科(教授の研究内容、ノーベル賞受賞者が出ている、大学院への進学率など調べ)があるならば、理学部・農学部なら九州大学より北海道大学、工学部・理学部なら九州大学より東北大学だと思います。
過去から現在までを調べてみて下さい。九州に閉じこもっていては、なかなかいい仕事や業績を残せないことを、大村の先輩は証明していますから。また、調べてみると、空港がある大村の場合、名古屋大学は、九州大学より(時間的に)近いことがわかります。
人はどうしても地理的な影響を受けます。地理の制約から逃(のが)れられません。九州に住んでいると、発想がやっぱり小さくなります。経済的な影響なら、やはり東京です。東京だけで、メキシコや韓国より大きな経済力を誇(ほこ)ります。
東京で生み出されたお金が税金として国にまわり、それが地方交付金として、貧乏な(たとえば)長崎県にまわり、そのお金が長崎県の公務員の給与になっています。
企業が生み出したお金が、国から地方にまわります。そして、お金を生み出すのではなく、ただ配分をするだけの県職員が、鼻高々に威張(いば)り散らす傾向(何度か目にしました)、現状がわかると、ヘンに感じてくると思います。