電気も冷蔵庫もなかった時代、かき氷はどうしていたのか?というと、寒い地方で、凍った天然水を切り出し、氷を氷室(ひむろ)に保存して、その後、氷を削ってかき氷にしていたそうです。
現在、天然氷のかき氷を出す店は、日本に残りわずかになっています。
その天然かき氷を埼玉県・秩父の阿佐美(あさみ)冷蔵に食べに行ってきました。夏は行列ができて、数時間待ちといわれていますが、涼しくなった9月では、待ち時間なしに入店できました。
ふわふわした綿菓子のような不思議な食感でした。
また、天然のかき氷は、冷たい氷を食べる時に感じる「頭にキンキンした痛み」がまったくないことでした。
残念ながら、九州地方では天然氷のかき氷のお店はありません。機会があり、関東地方に旅行、出張されたら、一度は食べてみて、視野を広げてみることをおすすめいたします。
天然かき氷 阿佐美冷蔵
夏は大混雑するようです。
天然氷の切り出し方など