【在校生向け】牧野富太郎(植物学者)博士と大村高校

この令和5(西暦2023)年4月3日より、NHKで、牧野富太郎(まきのとみたろう)博士を描いた「らんまん」という連続ドラマが始まります。

明治17(1884)年の大村高校(旧制大村中学)創立時より、戦後までのことを記した公式の書物に、何と巻頭から牧野富太郎博士のことが記されています。大村に牧野富太郎博士が来訪されたときのことが、いきいきと書き残されています。

大村高校や同窓会本部ではすっかり忘れられていて、おそらく最近は、公式の書物に誰も目を通していないと考えられます。したがって、言及する人はいないと考えられるので、当サイトで書かせていただきます。

先日、高知出張の合間に、高知市の牧野富太郎博士の牧野植物園を訪問し、理解を深めたので、大村高校と牧野博士のつながりを書きます。

続く

以下参考:巻頭より牧野富太郎博士のことが記された大村高校同窓会公式出版物

金滝先生の著書 野口山荘随筆(のぐちさんそうずいひつ)より

本の外観
野口山荘

実は、野口山荘随筆という本は、金滝先生の死後、先生の遺言により出版されました。金滝先生は、生前、チラシの裏紙に膨大な原稿を残していました。

金滝先生が残したチラシの裏紙を(ここからが、さすが大村高校と言える)、なんと、

  1. 大村高校同窓会が同窓生に発案し、
  2. 金滝先生の教え子たちが、金滝先生が生前に残したチラシの裏紙の文書を、手書きで、すべて原稿用紙に書き写し、
  3. 同窓会で資金を集め、
  4. 金滝先生に習った日本経団連の今里広記(いまざとひろき)理事が題字を書き、
  5. 福田清人先輩が本の前書きと経緯を書き、
    出版されたものなのです。

したがって、この事実により、当時は、検定合格の先生がいかに尊敬されていたか、わかります。

【在校生向け】国立大学の教育学部・文学部、そして野口山荘随筆

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