*イージスアショアの射程距離です。秋田県と山口県の二カ所でほぼ日本全域をカバー。Aegis Ashore:アショアは「陸上の」、つまり「陸上イージス」
*中国人民解放軍 対日攻撃概念図
北朝鮮のみならず、中国からミサイル攻撃があった場合に、迎撃できるようになります。イージスアショアの射程距離を、もう一度確認しておきましょう。
東京(首都圏)・名古屋(中部圏)・大阪+京都(関西圏)は、秋田か山口のイージスアショアで、どちらかが稼働不能でも、一方が稼働すれば、守られるようになっています。理由は、この3圏で日本の人口+産業+経済が、7割以上を占めているからだと思われます。
小野寺防衛大臣による説明
【イージスアショア】
小野寺防衛大臣
・2基で日本全土のカバー可能(首都圏は2重で可)
・イージス艦一隻分の予算で2基配備可能
・イージス艦の負担軽減、運用度の柔軟性が大幅に向上
・(イージス艦と比べて)人員が少なく効率的、運用コストも安い
野党はなぜこの導入に反対なのか。理解に苦しむ pic.twitter.com/R4zk3ghph4— ブルー (@blue_kbx) 2017年12月23日
小野寺防衛大臣「日本の若者は何もせず、米の若者は危険を顧みず体を張って日本を守る、こんな事を米の親は許すだろうか。自分で国を守る努力をしなければ、助ける人を当てにするという国は寧ろ逆に世界から見れば、助けられない国になる」
櫻井よしこ「日本は戦後長い間この常識にそっぽ向いてきた」 pic.twitter.com/BlGc7h022B— ブルー (@blue_kbx) 2017年12月22日
週刊文春より
イージス・アショアを理解するための6つの質問:読んでおきましょう。
産経新聞より
2017.12.19 18:38
イージス・アショア導入は「対北」の先をにらんだ「対中国」
政府が「イージス・アショア」導入を異例のスピード感で決定した背景には、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発に対する危機感があるが、長期的には中国を意識した総合的な防空態勢の構築が目的といえる。日本の弾道ミサイル防衛(BMD)は、海自イージス艦が大気圏外で迎え撃ち、空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が地表近くで迎撃する「2段構え」だ。当初、導入候補だった高高度防衛ミサイル(THAAD)はイージス艦とPAC3の間の高度で迎撃するため「3段構え」で厚みを増すが、政府は選定しなかった。
イージス・アショアを導入しても「2段構え」にとどまるが、迎撃ミサイルの発射手段が増え、運用に余裕が出る。さらに、既存の海自イージス艦を他の任務に振り向けられるメリットも大きい。
北朝鮮対応でイージス艦は日本海への展開が常態化した。BMD対応艦は将来的に8隻に増えるが現在は4隻しかなく、海自は整備や補給で苦しいやりくりを強いられている。隊員の疲労や、任務中は他の訓練ができないため、練度の低下も懸念されている。