答えがある問題に対して、きちんと解答できる勉強だけでは、その後は道が閉ざされることがあります。
この先、大学進学後は、自分で問題を探し出せる能力、他の人がやっていない方法で解決する能力、自分の考えを相手にわかりやすく説明できる能力、相手ときちんとコミュニケーションできる能力などが必要になってくると思います。
勉強(答えがある問題に対してきちんと解答できること)だけできても、なかなか世の中はわたっていけないのです。
飛び級して千葉大にすすみ、研究職だった方は、仕事にさほどコミニケーション能力が必要とされないトレーラー運転手の職業を選択されています。どういう職業を選択するかは、本人しだいです。だから、コミュニケーション能力の点で問題があったのでは?と思えます。
公務員や教員の方は会社向けの就職活動をしたことがないので、試験の点数さえよければ、偏差値に高い大学に入りさえすればすべて人生OKだと考えているようですが、そうではありません。
その人自身の性格とSPIの成績、コミニュケーション能力、その人の経歴(修学旅行先が中国になっている高校は共産主義思想の影響を受けているのでは、とか、どんなスポーツや趣味あるいはサークル活動クラブ活動をやってきたか、とか)も重要です。
自分自身の性格がどんなものなのか知る方法があります。試してみると良いでしょう。
以前は就職試験のSPIと性格分析(MBTI)はセット(非公開)になっていました。現在は性格分析テスト(MBTI)は公開されていて、自分の性格を客観的に知ることができるようになっています。
このテストは、自分をよく見せようとウソの回答をすると悪い結果が出るようになっていて、なかなか興味深いです。
性格は16パターンで出ます。
1.興味関心が内向型(I)か外向型(E)か
2.物の見方が直感型(N)か感覚型(S)か
3.判断のしかたが感情型(F)か思考型(T)か
4.環境への接し方が知覚型(P)か判断型(J)か
4つのパターンの組み合わせで、16パターンに分類されて性格が判定されます。
わたくしの性格:大学4年の就活時に受験したもので、(以前は結果が公開されていなかったので)入社時に、結果を教えてもらいました。わたくしはESTJ型です。
どのような仕事に向いているのか、どんな仕事に向いていないのか、ほぼこれでわかるようになっています。以前は採用時の判定にも使用されていました。
大きな会社であればあるほど、適材適所で能力を発揮して大きな仕事をしてもらうことが必要で、このテストの重要性を、人事部経験者や採用経験者はご存知だと思います。