文系は、世の中のこと、社会について、世界ついて広い視野を持つことが必要なのです。田舎の大学では、身につかないのです。なぜなら、田舎の大学では、田舎から東京を見るという「低い視点から高いところを見る」というふうになりがちだからです。
東京に出ると視点が上がります。登山を経験したことがある人はわかるように、登山口から世界を見た場合と、山頂から開けた展望によって見る世界は違います。この場合、山頂が東京です。上の世界から見なければ、全体を把握することができないのです。
視野が狭い人間にならないためにも、また就職活動で有利なことからも、資格試験(司法試験、公認会計士試験)でも勉強仲間が多い点で有利なことからも、文系は東京の大学を目指すことをすすめます。
田舎の大学は、地方公務員か教員を目指すにはいいかもしれませんが、大学合格後、そうではない道を選びたくなったら、田舎の大学は、不利でほとんど選択肢がなくなります。
*教育学部は、これからの時代、いろいろ不利です。
↑「あのレベル」というのは、長崎大学教育学部、佐賀大学教育学部、福岡教育大学などの教員養成系学部を卒業したレベルをさします。
文系で成功した大村の先輩の多数派は、ほぼ間違いなく東京の大学に進学しています。田舎の世界しか知らない人(教員など)にたよらず、在校生は積極的に情報を集め、経済的に余裕がある場合は、高2までに実際に東京の大学のオープンキャンパスに参加してみることをすすめます。