ほかの方も投稿していらっしゃるようなので、重複するかもしれませんが、書かせていただきます。
志望校は、入学したらすぐに決定すること。その場合、現在の成績がこうだから、この程度の大学に入学できればいいとして、志望校を決定することは間違っています。
志望大学によって、難易度、受験する科目、そして大学の校風は違います。したがって、今の成績と勉強量を基準にして考えるのではなく、志望校にあわせて勉強量+勉強のやり方を変え、成績を向上させる必要があります。残された時間は、高校3年間で約1000日です。
*大学の成績表(本物です/ 法学部)4=4単位。優・良・可・不可=A・B・C・F[Failure=赤点]
たとえば、「野球がうまくなりたい」と思って練習しても、甲子園に出場できる実力はつきません。甲子園に出場するには、すぐれた指導者のもとで、練習量を決定し、どんな練習をして、生活態度をどうすればいいのか、自分自身を変えてゆく必要があります。勉強も同じで、「なんとなく成績を上げたい」と思って勉強してもダメなのです。具体的な目標が必要なのです。
例をあげておきます。
*一度も地方大会で勝ったことがなく、甲子園に出場したことがない学校が、顧問の先生がかわり、練習方法も練習量も変わった結果、初出場の甲子園で準優勝した映画KANO(実話がもとになっています)。
したがって、学校の勉強で、足りない部分は、学校の勉強とは別に、高校1年からスタディサプリなど、ネットで東京の一流予備校講師の授業を受け、補(おぎな)い、日々の勉強量を決定し、勉強方法を変え、学校と予備校+部活にあわせ、平日と休日の生活態度を変えてゆく必要があります。
学校の先生が経験したことがない一般社会では、目標にあわせて、期限内に実力をつけて目標を達成することが求められます。勉強も同じです。一般社会で仕事をした経験がない学校の先生は、共産主義の考えを持つ人がいて、このことはなかなか通じないことが多いです。なぜなら、学校の先生の仕事は、能力にあわせ、決められたことを、できるだけ手を抜いてこなすという共産主義的なものだからだと思います。
*アニメ声優のような声の先生:化学
なお、一度予備校を決めたら浮気しないこと。つまみ食いをしても栄養にならないでしょう?
また、スタディサプリを運営している会社のリクルートは、社員は、男女とも超高学歴の会社で、SPI(就職試験)の高得点者が集まっている会社です。ベネッセもZ会も、リクルートにはかないません(社員のレベルの高さ、会社のブランド力、会社の株式額、起業して成功者が多いことなど)。だから、社員と会社のレベルの高さという実績から、信用できるポイントが高いと思います。
*九州だと「ぼぼ」というとそういう意味ですが、岐阜県では「あかちゃん」の意味
さて、希望を現実のものにするためには、具体的な目標、つまり具体的に志望校を決定する必要があります。なんとなくというイメージだけでダメで(心理学的にも)、具体的に。高校に入学したらすぐに情報を集め、できれば1年の夏までに志望大学だけではなく、学部・学科を決めておいたほうが良いです。そして、毎日の勉強は、自分の実力より「少しだけ」多い量を日々こなしてゆくことで能力が向上し、目標を達成することにつながります。
それから、情報量不足で、文科系で、どこに進学すればよいのかわからない人は、おおざっぱに書けば、数学が好きなら、商学部・経済学部。地理・歴史が好きなら法学部。教育学部や文学部は予算削減および廃止の方向に向かっているため未来がない学部になりそうです。
また、文科系の大学は、長崎大学・佐賀大学・熊本大学・鹿児島大学・宮崎大学・大分大学・琉球大学など、田舎の大学に進学した場合、企業への就職はとても不利になります。田舎の国立大学の文科系は、教員か地方公務員向けなのです。そのことがわかるのは30代くらいになってです。地方公務員や教員になりたくない人は、文科系は東京の大学が有利です。
*大学の成績表(本物です/ 法学部)
文科系は、大成功している人から、小さな成功者まで、大村の先輩は東京に出て成功した人が多数派です。田舎はチャンスがありません。夢も希望もチャンスもない田舎の大学(文科系のみ)で、ないチャンスが降ってくるのを待つより、チャンスがころがっている東京に、大学から出る必要があります。そして、自分自身でも、自らチャンスを引き寄せ、あるいはチャンスにつながることを創(つく)りだし、そのチャンスによって自分を変え、向上してゆくことが、成功につながる王道ではないでしょうか。