日本の2676年(皇紀2676年)の歴史で、平成は4番目に長く続いた元号となりました。
来年、平成28年は、神武(じんむ)天皇、ご崩御(ほうぎょ)2600年の年です。 神武天皇とは?そして、日本はいつ始まったのか? ...
さて、昭和64年は、1月1日から1月7日までの7日間しかありません。
27年前の1月7日、昭和天皇が崩御(ほうぎょ)され、自民党・小渕(おぶち)官房長官が新元号「平成」を発表しました。平成はその翌日である、1989年1月8日から始まりました。
*国立公文書館より
平成元年(1989) 1月8日、 昭和天皇の崩御、皇太子明仁親王の皇位継承に伴い、元号が昭和から平成に改元されました。
画像は、小渕官房長官が持っていた「平成」の書です。 pic.twitter.com/iWIxwb4hrj
— 国立公文書館 (@JPNatArchives) 2016, 1月 7
大村高校旧校舎は昭和63年12月に解体が始まりました。
*国道34号線側より
旧校舎は、昭和8年から昭和が終わるまでの55年間使用されました。大村高校旧校舎には、戦争の名残(なごり)がありました。戦時中の物資不足により、昭和19年(1944)鉄でつくられた階段の滑り止めが(全階段すべて)が供出されました。
階段の滑り止めは、戦争が終わったその後も、長崎県が予算を出し渋ったため、大村高校旧校舎が解体されるまで、もとにもどることはありませんでした。
なお、大村高校旧校舎の一期生となったのが、後に、アジア人として初めて世界銀行副総裁となる服部正也先輩です。服部先輩は、東大教養部の前身・旧制国立第一高等学校に一番で合格した先輩です。
平成2年、旧校舎の場所に、大村高校現校舎が完成しました。
昭和時代の大村高校