【在校生向け】偏差値が社会のすべてだと思い込んでいる人へ、その2:トヨタ自動車役員の出身大学

従業員38万人・トヨタ自動車株式会社役員の学歴を見てみましょう。

同じ出身大学ばかりの場合、発想が固定化され、新しいアイディアが出ませんし、実力主義とは言えないのです。東大、京大が多数採用されている株式会社リクルートは、社長が立教大学です。実力のある東京の私立文科系卒が、東大卒・京大卒をうまく使う構造になっているように見えます。

【在校生向け】偏差値が社会のすべてだと思い込んでいる人へ:その1 その考え間違ってない?

現在の安倍内閣も、安倍総理が成蹊(せいけい)大学、麻生副総理が学習院大学、菅(すが)官房長官が法政大学、河野外務大臣が慶応大学で、やはり東京の私立文科系卒が、官僚の東大卒の方々を使う構造になっているようです。

安倍総理と麻生副総理

菅(すが)官房長官

河野外務大臣

さて、トヨタはどうでしょうか?

*トヨタの戦略:トヨタにいやがらせするヨーロッパと中国への対抗など

さて、会社の序列は、社長→副社長→専務→常務です。フェローというのは、役員待遇の特別研究員という意味です。

5chより

社長、副社長に東大卒、京大卒はいません。


【社長】
豊田章男(慶應義塾大学 経済学部)

【副社長】
小林耕士(滋賀大学 経済学部)
寺師茂樹(神戸大学大学院 工学研究科)
河合満 (トヨタ技能者養成所)
友山茂樹(群馬大学 工学部)
吉田守孝(名古屋大学 工学部)
Didier Leroy(ナンシー工科大学 機械工学科)

【フェロー】
Gill A.Pratt(マサチューセッツ工科大学 電気工学・コンピューターサイエンス博士号)

副社長河合満氏はトヨタ技能者養成所出身で、一般的な学歴で言えば、中卒でトヨタ入社し、トヨタ内の養成所出身です。

専務にも東大卒はいません。

【専務】
James E. Lentz(デンバー大学経営大学院)
宮内一公(名古屋工業大学 機械工学科)
Steve St.Angelo(ケタリング大学 生産管理学修士)
村上晃彦(一橋大学 経済学部)
佐藤和弘(同志社大学 工学部)
佐藤康彦(慶應義塾大学 法学部)
田口守(トヨタ工業高等学園)
上田達郎(一橋大学 商学部)
Johan van Zyl(ポチェフストルーム大学 経営学博士)
小林一弘(京都大学 法学部)
小川哲男(一橋大学 商学部)
小木曽聡(東京工業大学 工学部)
澤良宏(京都工芸繊維大学 意匠工芸科)
白柳正義(名古屋大学 法学部)

専務田口守氏はトヨタ工業高等学園ですから、一般的な学歴で言えば高卒です。

以下の常務(じょうむ)一覧を見るとわかるのですが、神奈川大学経済学部出身者が、ハーバード大学法学部出身者、東大法学部出身者と肩をならべて仕事できるのが、実力主義の会社(トヨタ)であり、実社会だとわかります。

トヨタでは、中卒や高卒が東大やハーバードの上の階層(かいそう)の役員になることが可能であることが、大きな特色です(実力主義)。日産や東芝では考えられません。社風の違いです。

【常務(じょうむ)】
永田雅久(北海道大学大学院 機械工学専攻)
柴川早人(東北大学大学院 工学研究科)
中尾清哉(同志社大学 工学部)
高見達朗(芝浦工業大学 工学部)
朝倉正司(大阪大学大学院 工学研究科)
中嶋裕樹(京都大学大学院 工学研究科)
魚住吉博(上智大学 経済学部)
宮本眞志(豊橋技術科学大学大学院 エネルギー工学修士課程)
奥地弘章(名古屋大学大学院 工学研究科)
福留朗裕(一橋大学 経済学部)
岸宏尚(名古屋工業大学大学院 工学研究科)
宮崎洋一(神奈川大学 経済学部)
二之夕裕美(名古屋工業大学 工学部)
岡田政道(東京大学 工学部)
Christopher P. Reynolds(ハーバード大学 法学部)
槇祐治(東京大学 法学部)
安井慎一(明治大学大学院 機械工学科)
磯部利行(名古屋工業大学 工学部)
村上秀一(九州大学 経済学部)
七原弘晃(法政大学 法学部)
山本圭司(島根大学 理学部)
菅田道信(神戸大学 経済学部)
今井斗志光(早稲田大学 商学部)
石井直生(金沢大学 経済学部)
加古慈(奈良女子大学 家政学部)
好田博昭(東京大学 法学部)
前田昌彦(東北大学 工学部)
松田進(神戸大学 法学部)
長田准(慶應義塾大学 経済学部)
西村祐(立教大学 経済学部)
山岡正博(同志社大学 法学部)

社長→副社長→専務(せんむ)→常務(じょうむ)の下に、38万人の従業員が働いています。

まとめると:

私大は東京がいい。文系は、法学部・経済学部・商学部がいい。文学部や教育学部などは企業就職は不利。理系は、東京にこだわらなくてもいいという結論になるのでは?

4人 名古屋工業大学、一橋大学

3人 慶應義塾大学同志社大学、神戸大学、名古屋大学、東京大学

2人 東北大学、京都大学

1人 神奈川大学芝浦工業大学、明治大、法政大学、上智大学早稲田大、立教大学、

トヨタ技能者養成所トヨタ工業高等学園、

ハーバード大学ナンシー工科大学マサチューセッツ工科大、チェフストルーム大、デンバー大学ケタリング大学

滋賀大学、島根大学、豊橋技術科学大学、群馬大学、東京工業大学、大阪大学、奈良女子大学、九州大学、北海道大学、金沢大学、京都工芸繊維大学

たいして給与が上がらない労働組合で共産主義の影響を受けた組合活動をするより、組合活動などしないで、仕事でがんばって役員を目指す方がいいのでは?さんざん組合活動して給与が1000円上がるより、組合活動などしないで、役員になって年収3000万円〜年収1億円のほうがいいように思います。価値観の違いでしょうが。

ところで、東大生、京大生、阪大生、九大生など、旧帝国大学の学生がバカにして、下に見ている私立文科系の実力、わかりますか?

トヨタの役員の学歴を見て、トヨタが強いわけがわかります。他の自動車会社の日産(東芝や日産の社長は常に東大)などと比較してみて下さい。トヨタは実力主義で、多様な人材が採用され、かつ、中卒者、高卒者も役員として活躍できる場が提供されていることがわかります。

高校の時は、大学の偏差値ばかり見ていることが多いです。少しでも偏差値の高い大学に入ることがすべてのように教育している長崎西高のような高校があります(親戚3名が長崎西に行きましたが、大学入学まではうまくいったが、その後、冴[さ]えない人生になっています)。

現実は違います。勉強だけで、飽和状態で、大学に入学しても、就職したら、実力、仕事と性格、つまり、勉強以外で、コミニュニケーション能力が高いとか、好奇心が強いとか、集中力があるとか、人柄がいいとか、別の能力の勝負となります。

学校の先生は、教員と(地方公務員)の世界だけしか知らない人が多いのでは?公務員は、採用時の学歴がすべてです。企業の場合、学歴だけでは、商品開発はできませんし、売れないことが多いのでは?学歴と実力。

企業の場合、別の能力も必要になってきます。だから、兄弟の何番目か、共学か別学か、クラブ活動など勉強と別のことをやっていたかどうか、修学旅行が中国などになっていなかったかどうか(共産主義の影響を受けたかどうか)なども重要になってくることがあります。

結論は、高校の先生は世間が狭い仕事で、現実、視野が狭い人が多いので、先生の言うことだけをすべて信じてはいけないことがあります。視野を広げ、進路に関しては積極的に情報収集しましょう。

性格は性格分析テストで、自分で判定できるので試しておくと、自分自身の適性がわかると思います。

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