大村高校の前身・五教館(ごこうかん)の先輩の方々と横浜は無縁ではありません。
明治維新で文明開化後、横浜で活躍した先輩、そして、五教館(ごこうかん)の東京同窓会が横浜市で開催されていたことがありました。明治学院大学創設メンバーとなった熊野雄七(くまのゆうしち)先輩など、横浜の中心部に滞在していらっしゃいました。
さて、その熊野先輩が滞在していた横浜中心部近く、ホテルニューグランドに行ってきました。
このホテルから生まれ、全国に広まった料理が3つあります。それまで日本にも(世界中にも)なかった料理が3つあり、その3つとも食べてきましたので報告します。
3つとは、ドリア、パスタのナポリタン、プリンアラモードです。
*ドリア
*ナポリタン
*プリンアラモード
最初のシェフはパリから招聘(しょうへい)。初代シェフから習得した二代シェフが日本人で、現在も、初代の味が受け継がれ、続いています。
初代
二代
ホテルの雰囲気:旧帝国ホテルに似た雰囲気
旧帝国ホテルは愛知県の明治村に残されています。明治村には大村の先輩が貢献した建物も残っています。
大村・玖島の上小路で生まれ育ち、戊辰(ぼしん)戦争で戦い、慶応大学に進み、明治学院大学創設メンバーだった熊野雄七(くまのゆうしち)先輩について
熊野先輩は、大村高校の前身・五教館の後輩で、後で北海道大学第二代総長になる南鷹次郎(みなみたかじろう)に、進学は東京にしなければならないという影響を与えています。この影響がなければ、南先輩は、東京に出ていないので、その後の北海道大学総長になることもなかったと考えられます。
東京や横浜に出ても、長崎市、佐世保市、諫早市の高校出身者の場合、何も関係がない都市で終わりです。しかし、大村市の場合、大村出身者が東京、横浜、札幌、仙台、秋田、新潟、金沢で、大きく活躍した事実があるので、その点が大きく違います。