明治20 (1887)年2月27日 森有礼(もり ありのり)文部大臣が大村高校の前身である旧制大村中学を訪問。旧制大村中学において、倫理と作文の授業について、指示をされました。
*森有礼文部大臣は、大村では大村市上小路(うわこうじ)に宿泊されました。その場所は、今も残っていますが、ほとんどの人が忘れているようです。
実は、森有礼(もりありのり)文部大臣は、日本の近代化、つまり学校教育、政治、法律などを、日本語ではなく、英語でやるべきだと主張した人物です。また、日本で日本語廃止論を主張しました。*森有礼の日本語廃止論
そして、いま、ふたたび、明治時代のようなことがおきています。
さて、日本は移民国ではありません。そして日本語はバリアーです。
日本語のおかげで文化、習慣、雇用が守られているのです。日本語のおかげで、移民との高い壁があり、日本人の雇用は守られ、日本が守られているのです。
英語化推進で日本語を廃止してゆくのは、移民を大量に受け入れるためでしょう。日本国民のためではないと思います。
ZAKZAKより
ノーベル賞の授賞式が10日、ストックホルムで開かれる。今年は、東大宇宙線研究所長の梶田隆章教授(55)が物理学賞、北里大の大村智特別栄誉教授(80)が医学・生理学賞に輝いた。なぜ、日本の自然科学はこんなに強いのか? その理由を指摘する本がヒットしている。「深く思考して新しいものをつくり出す作業は母国語が適している。ひらめきや違和感を、言語化するところから始まるからだ。そこは外国語ではできない。日本人のノーベル賞受賞が相次いでいるのは、まさに日本語教育の集大成といえる」
集英社特設サイト
興味があるかたはご一読を。
産経新聞より
九州大学大学院准教授の施光恒(せ・てるひさ)氏が、日本社会で英語化が進むのに警鐘を鳴らした新著『英語化は愚民化』(集英社新書、税込み821円)を出版した。
同著では、英語公用語化が急進的に実現すれば、英語を話せるかどうかで国民は分断され、格差も固定化され、国民経済と民主主義が破壊されかねないと指摘する。その上で、英語を公用語とする「英語特区」の実現や、企業の英語公用語化に懸念を表明した。
施氏は、今の日本語は先人の無数の営みで作られてきた賜であり、日本人としての常識、感受性を失わないためにも、英語化に踊らされるべきではないと訴える。7章構成で、254ページ。