ロシア軍、トルコの救援車列を空爆か。
現地の動画
ロシア軍、トルコの救援車列を空爆したのが事実なら、トルコのF16が、ロシアのスホイ24を撃墜したことへの報復でしょう。
なぜ、今のところ大規模な戦争にならないのでしょうか?
それは、トルコがNATO(ナトー)という集団的自衛権のメンバーなので、ヨーロッパ、アメリカ、そしてカナダと共に集団的自衛権を行使できるからです。
NATO:北大西洋条約機構 トルコもメンバーです
*下の地図 ドイツ語なので、カナダがCanadaではなくKanada、オーストリアがエステルライヒÖsterreich、フランスがフランクライヒFrankreich、英国(グレートブリテン)がグロースブリタニアンGroßbritannienと表記してあります。
トルコ(ドイツ語でTürkei)はNATO、つまり北大西洋条約機構という集団的自衛権のメンバーです。ヨーロッパだけではなく、アメリカ、カナダもメンバーです。トルコがロシアから攻撃され、戦争になった場合、トルコのみならず、アメリカ、ヨーロッパもロシアに対しての反撃が始まります。しかし、ロシアは戦争を継続していくだけの力がありません(経済的に)。だから、戦争になっていないのです。
日本も同様のことが考えられ、もし中国が日本に攻撃をしてきた場合、集団的自衛権が発動されます。日本に対して手を出してきた中国に対し、日本と共にアメリカ軍の反撃が始まります。ロシアとトルコの関係と同様に、このことが中国に対して開戦への一定の歯止めになっています。
この第二次安倍政権になって良かったのは、ほんとうにギリギリのところで集団的自衛権が間に合ったからです。
集団的自衛権を「戦争法案」と主張している方々が、長崎県もいらっしゃいます。教員の方々です。公道で赤旗を立ててデモされていたようです。この場合、デモされた方々は、現在の日本が置かれた立場に対しての認識が欠けているんじゃないでしょうか?
政治的に中立であるべき教員が、思想的に偏ったデモに参加して、はたしてよいのでしょうか。疑問だと思います。それに、なぜ戦争につながるのか説明がなく、単に感情的なものか、労働組合の上部組織である政党からの指示で盲目的にやっているのではないでしょうか?どうなんでしょうか。
高教組(こうきょうそ)というのが高校教員の労働組合だそうですよ。共産主義者のシンボルである赤い旗ですよね。
第二次安倍政権となり、日本が武器の販売を海外で展開できることになりましたが、これらの労働組合の方々は、日本だけを「死の商人」と声高に批判されます。しかし、武器の販売、日本はまだ海外にはゼロです。東アジアでは、中国、韓国、北朝鮮が、現実的には「死の商人」なのですが、まったくこれらの国に対しては声をあげない不思議な方々なのですが、どうでしょうか。
武器 国別輸出額(1994〜2014) 日本は現在ゼロですからランク外です。
事実を知ることが重要です。思想を授業に持ち込む教員がいたら、その教員にだまされないように。