【在校生向け】文系は東京の大学のほうがいい理由:偏差値だけではないこと

中学二年の時に、東京から転校生がやってきました。二年の時は同じクラスではなかったのですが、家が近いせいか毎日話すようになりました。先生方がその様子をみていたのか、中学三年の時に同じクラスになりました。

この友人がいなければ、大学、社会人になって(現在も)、東京でうまく渡っていけないことがあった(ある)ように思うことがあります。そのことを含め、文系は東京の大学に進学したほうがよい理由を、少しだけ書きます。

東京からやってきた転校生は、ごく普通に読書をしていました。いつも、文庫本を持ち歩いて。どんな本かと言えば、海外物のミステリー、推理、ハードボイルドでした。興味があったので話したら、本を貸してくれました。

そのころ大村というか、まわりには、新聞などに発表される話題になった本を読む人はいたように思いますが、話題にあがらない本を読むことは流行していないように感じていました。


*品川駅前

東京からの転校生から一冊借りたら面白かったので、二冊目からは、自分で購入して、次々に本を読む習慣ができました。東京からやってきた転校生と同じで、私もヒマさえあれば文庫本を読む習慣になりました。本は読めば読むほど読む速度が速くなることがわかりました。

当時クラスメイトで、今は教員になっている人たち(その後、大村高校から長崎大学教育学部に進学した女性2名と男性1名)が言った言葉が忘れられません。「テストに関係ないことをして何になる?点数があがらないのに時間の無駄」と言われました。教師がすすめる本とはまったく違う種類の本ばかいでしたから。なお、この3名は長崎県から一歩も出ないまま、現在も小学校の先生をしています。

大村高校の後、東京の大学に進学。上京してわかったのは、このツィートと同じようなこと。

東京からやってきた転校生も同じだったのです。親の仕事の都合で、東京から大村にやってきて、けっこうつらかったんだなぁとわかりました。転校生は高校2年の夏に、大村から転校していきましたが、東京の大学に進学していました。その後、年賀状をもらっていて、連絡がきていました。

文化的な、人間を高める刺激が、地方都市ではないのです。地方都市とは、長崎市や福岡市などを指します。

与えられた勉強だけやって、田舎の小学校教師や地方公務員で一生を終えるのが目標の人ならば、先生のお勧めに乗り、田舎の大学でいいと思います。そのかわり、高校時代と同じ文化レベル、教養レベルのままで、あまり人間的に進歩はないと考えられます。

そうではいけない、人間を高めたい、どこに出ても通用するきちんとしたレベルの人間になりたいのなら、田舎にいてはダメで、東京の大学を目指す必要があると思います。

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就活の後、入った会社は、東京の人が大半を占める会社でした。入って話して見ると、上司も同僚も、東京からやってきた転校生がすすめてくれたような本を中学高校時代に読んだ人ばかりでした。話があったので、人間関係がうまくいきました。

今はどうかは知りませんが、ふりかえって記録を調べてみればわかるように、小・中・高と長崎県では、教員がすすめ読書感想文を書かされた本は、日本が悪い、日本人が悪いことをしたなど、自虐的な本が多かったように思います。自分としては、東京からの転校生のおかげで、視野が広がり、視野が狭い長崎県の先生方のおすすめにのらなかったせいで、良かったと思うのです。

このHPに多数書かれているように、文系は田舎の国立大学(長崎大学、熊本大学、鹿児島大学、九州大学、広島大学など)に進学するより、東京の大学に進学したほうが、自分を高める環境とチャンスを手に入れる可能性が増えると思います。

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