画像出典:Linguistic maps:世界の言語の語順
上記の図をご覧ください。日本語の文法構造は、SOVです。
主語+目的語+動詞。
私は(主語S)+学校に(目的語O)+行く(動詞V)。
英語はSVOです。
主語+動詞+目的語。
I(主語S)+go to(動詞V) +school(目的語O).
ゆえに、話す+書く+聴く+読む場合、動詞と目的語の変換作業が必要で、訓練(トレーニング)が必要になるので、スポーツの上達と同じで時間がかかるように思います。
それに、英語の前置詞(to,in,at,on,of)と、
日本語の、は・が・の・に・を・て・に・お・は(私は、私が、私の、私に、私を)とは、まったく構造が違いますから。
現在、高校の授業ではなくなっているようですが、英語の成績が伸び悩んでいたら、文法を習得しておく必要があると思います。1冊文法書を読んで、例文は丸暗記(1年かけてやるor夏休みなど集中してやる、とか)。やさしいものは、Forestとか。音声教材も出ています。
九州から東京に出てわかるのは、九州の言葉と東京弁は、喉(のど)の違う場所から発声する。それに、さまざまな音がこもらないで、はっきり発音する。
最初に出会った人が重要。例として、親しくなった彼女が生まれも育ちも東京の人だったら、ネイティブ東京弁が、知らないうちに、乗りうつり、東京弁が上達するように思います(経験より)。
東京の大学に入り、最初は外国語のように、頭のなかで九州の言葉を東京弁に変換してしゃべりますが、毎日訓練していると、そのうち、だんだん考えなくても、変換しなくても、しゃべれるようになります。九州弁➡東京弁の場合、文法は必要なくて、単語と発声場所をかえれば、しゃべれます。
しかし、外国語の場合、単語の入れ替えだけでは意味をなさないので、文法、つまり日本語と英語の語順を考えてしゃべらなければいけないのです。だから文法学習が必要だと思います。