マスコミの騒ぎようは毎度同じパターンです
もう忘れたのかな?
最初は、マスコミの大合唱と民主党(民進党)がTPPを推進しました。民主党政権が終わって抜けられなくなり、TPP反対の自民党が担当し、甘利大臣が交渉しまとめました。
産経新聞より
2017.1.24 02:12
【トランプ大統領始動】
TPP離脱の大統領令にトランプ氏が署名
【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は23日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱に関する大統領令に署名した。ロイター通信などが報じた。これにより、TPPの12カ国体制は崩れることになる。トランプ政権は、通商政策で「米国は貿易赤字拡大と製造業の崩壊に直面している」として、TPPからの離脱方針を表明していた。
もう一度貼っておきます。
民主党とマスコミの奇妙な言動
最初は、TPPに民主党が参加を決め、マスコミもこぞって賛成を表明していたのではないでしょうか。朝日新聞もTPP参加推進でしたよ。しかし、自民党はTPPに反対していました。
*マスコミの大合唱にささえられ、民主党の菅直人内閣がTPP協議開始の閣議決定をし、民主党の野田内閣がTPP交渉に参加を決めてしまったため、抜けられなくなりました。
マスコミの大合唱
*マスコミの大合唱:平成23(2011)年、日本の全国紙の社説では各紙ともTPP賛成論です。
朝日新聞などマスコミを信用していけないことがわかります。
日本の全国紙の社説では各紙ともTPP賛成論を載せています
・朝日新聞社説 どうするTPP―交渉参加で日本を前へ 2011年11月8日(火)付
・代表質問 TPP参加へ結論を出す時だ(11月1日付・読売社説)
民主TPP結論 首相は参加へ強い決意を示せ(11月10日付・読売社説)
TPP表明先送り 党内融和より指導力示せ2011.11.11 03:22 [主張]
TPP 首相は迷わず参加決断を2011.11.10 02:55 [主張]
TPPと民主党 国益優先し参加まとめよ2011.11.9 02:53 [主張]
TPP 先送りやめ首相が決めよ2011.11.5 03:10 [主張]・【社説】経済成長へTPP交渉参加を決断せよ 日本経済新聞
・社説:TPP先送り首相はぶれずに決断を毎日新聞 2011年11月11日 2時31分
社説:TPP反対論 米国陰謀説は的外れ毎日新聞2011年10月31日 東京朝刊
社説:TPP 首相の力強い決断を 毎日新聞 2011年10月12日 東京朝刊ネットではTPP反対論も出て比較検討できますが、もしネットが普及していなかったら世論は賛成多数になっていただろうと思います。
なぜ新聞社は賛成だけの論調なんだろう・・・・
内容を知らずにTPP参加を決めた民主党
民主党は、TPPの意味を知らずに交渉参加をすすめていたように見えます。
さて、その後、民主党の野田内閣が選挙に負け、自民党政権となり、アジア情勢が激変し(中国の覇権主義による太平洋侵略の意図)、経済的な安全保障の意味でTPPに参加することに重要な意味が出てきました。ブロック経済で中国に対抗していかなければ、中国によって経済的に侵略されてしまうからです。
そこで、自民党政権が交渉に参加し、甘利大臣が良い条件を引き出すために交渉に尽力され、合意した経緯だったのではないでしょうか。
再確認:民主党の奇妙な言動
頭が悪そうな?(いや、マジで悪いのかも)民主党の方々が、奇妙なことを言い出しているので、もう一度貼っておきます。そして、下記の産経新聞に掲載された民主党の主張をご一読ください。民主党が日本に不要な政党であることが明白です。
*マスコミの大合唱にささえられ、民主党の菅直人内閣がTPP協議開始の閣議決定をしました。
菅直人内閣の後の、民主党・野田内閣がTPP交渉に参加を決めてしまったため、抜けられなくなりました。
民主党は、ことし(平成28年/2016年)夏の選挙の争点をTPP参加問題にするそうですが、TPP参加を決めたのは民主党ですから、民主党に最も責任があるのです。問題をおこした犯人なのに、犯人ではないと主張して、逃げ回る無責任な民主党ではないですか。
産経新聞による民主党
*産経新聞より引用
民主党が参院選の争点にTPPを掲げるそうだが、どこの政党が旗振り役だったのか、もうお忘れですか?
民主党は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を夏の参院選の主要な争点のひとつに掲げている。打撃を受ける第1次産業の従事者を中心とする政府・与党への批判の受け皿となりたい考えのようだが、そもそもTPP交渉参加を推進したのは民主党政権で、お馴染みの“ブーメラン”。国会では不勉強を疑われても仕方がない質問をする議員もいた。これが続けば「争点はTPP」の掛け声は、お笑いの種になるだけだ。