佐賀県武雄市の大失敗:端末トラブル相次ぎ授業崩壊寸前

写真:iPad Mini とBluetoothキーボード

佐賀県武雄市の大失敗、中国製の端末にしたことが原因でしょうね。武雄市の端末選定・決定権者が、中国人にカネを握らされて、中国製を導入することに決めたのでしょうか。老害ですよね。中学生の未来をつぶしたのですから。

小中学生全員に「1人1台のタブレット型端末」を使った授業を開始したことで知られる佐賀県武雄市。鳴り物入りでスタートした「ICT(情報通信技術)利活用教育」の実情は、お寒いものだった。Androidがベースとなるタブレットの故障が相次ぎ、授業“崩壊”寸前だというのだ。

武雄市では、全小中学校に配布される前に、実証実験として小学校2校にタブレット型端末「iPad」が導入されていた。「iPadはスムーズに動き、それなりに活用できていました。全員に導入する際、なぜiPadにしなかったのか」(市の教育関係者)

本誌は、武雄市の機種選定についての内部資料を入手した。機種選定のため、市は「武雄市ICT教育推進協議会」などを設置。内部資料にはこう記してあった。

《扱いやすさ、操作性等、またこれまでの実績等でiPadと思っている》

ところが突然、恵安製のタブレット型端末が候補に浮上した。

《「恵安」のAndroid試作機は14800円と安価だが、仕様や価格が不確実なため、比較しづらいばかりか、大幅なコスト増の可能性もあり、機種選定に係る優位性は認め難い》

とダメだしの評価が多かったが、最終的にはなぜか恵安製の端末に決定した。「恵安製の端末はスムーズに動かず、悲鳴が上がりました。iPadで実証実験を進めていた2校の成果が無駄になりかねず、選定には納得できない」(同)

また、タブレット型端末は無線LANに接続し、学校のサーバーから小テストやアンケートをダウンロードするシステムのため、端末が正常に作動しても接続がうまくいかないケースもあるという。

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