写真は、頭文字D(イニシャルD)というアニメで、藤原拓海 (ふじわらたくみ)が、運転技術の高さを披露し、数々のドライバーと勝負した日光・いろは坂。現実のいろは坂のカーナビによる地図です。
日光行きで、現実に走ってきました。
世界遺産・日光にいく場合、4つのルートがあります。起点を東京とします。
1.東北自動車道 宇都宮(うつのみや)から日光道で
2.東北新幹線 宇都宮下車し日光線より JR日光駅下車
3.東武鉄道 東武日光下車
4.群馬県より、標高2024メートルの金精(こんせい)峠にある標高1840mの金精峠トンネル(大村の多良岳の約2倍の高さ)で山越し、奥日光、戦場ヶ原、いろは坂を通過して日光へ
今回は4を選択してみました。群馬に用事があったので、群馬から峠を越え、日光へ。
日光の近くに、大村にある滝と同じ名前の裏見の滝というのがあります。
群馬から、金精峠を越える道は、冬期は閉鎖される道路ですが、5月なのでゲートは開いていました。ただ、道路は雪溶けでしたが、山には雪が残っていました。
いろは坂は、のぼりと下りは道が違います。共通点は、両者とも、スピードを出しても出さなくても運転技術が要求される道です。一般の車より、4WD(四輪駆動)のスバルをすすめます。プリウスやアクアなど二輪駆動の場合、晴れた日にはいいでしょうが、雨の場合、大変危険な道だと思われます。
大村神社に、いろは段という階段があります。旧制大村中の生徒では有名でしたが、現在は廃(すた)れています。知りたい人は、大村神社の方に聞けば教えてくれるでしょう。
小学校の国語で現在は、小学一年生は、「五十音図・あいうえお」から習いますが、かつてはあいうえおではなく、いろはにほへとから習いました。
具体的には、
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす ん色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
日光のいろは坂も、大村のいろは段にも、それぞれ「い」から始まる名前がつけられています。
続く