大村高校と日本最強の男

日本最強の男と言われたのは、柔道の三船久蔵(みふね きゅうぞう、明治16年/1883年4月21日 〜昭和40年/1965年1月27日)十段。

柔道の十段になった人は今まで世界に15人しかいないそうです。

動画を観ると、「柔(じゅう)よく剛(ごう)を制す」の言葉通り、身長159cm、体重55kgで、軽く身長180以上の大男を倒しています。

では、三船十段の動きをご覧下さい。無駄な動きがまったくありません。まるで、何ものにも姿を変化させる水のように、流れる動きです。
3分55秒より、三船十段は「球になれ」と説明されています。

そして、カウボーイビボップ(1998年 日本のアニメです)。6分55秒より、主人公のスパイクは、三船十段と同じで、「力を入れるな、無駄な動きをしないで水になれ」と説いています。

大村高校と三船十段のつながりは、三船十段が所属されていたのが大日本武徳会だったこと。大日本武徳会は、大村高校の前身・五教館出身で、玖島育ちで大村の先輩である渡邊昇(わたなべのぼり)先輩が創設メンバーでした。

Wikipediaより
1895年(明治28年)、京都において丹羽圭介、佐々熊太郎、鳥海弘毅、渡辺昇を中心として、武術教育による精神鍛錬とそれを支える団体の組織化が目指され、同年4月には大日本武徳会の発起人総会が開かれた。

明治になり、五教館(ごこうかん)から私立大村中学が開校したのが明治17年/1884年ですから、大日本武徳会(戦後、アメリカ軍により解体された)ができたのが、その11年後。つまり日清戦争(明治27年/1884〜翌年)中の開設だったんですね。

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