【開戦前】NHKが放送しなかった安倍総理大臣の答弁、そしてトランプ大統領のツィート

日本では産経新聞以外は報道しませんでしたが、米CNNではトップでした。

さて、4月13日、アメリカ合衆国トランプ米大統領のツィートです。

中国が北朝鮮を黙らせることができない場合、攻撃するよという意味だと思われます。

翻訳:私(トランプ大統領)は、中国が北朝鮮に対して適切に対処するだろうという大きな確信を持っています。彼ら(中国と北朝鮮)が、そうすることができないのであれば、アメリカは、同盟国(日本も含まれる)と共に(なにか)するよ!

この場合の同盟国は、アメリカを支持している日本を含めた国です。大統領不在で無政府状態の韓国はこのメンバーには入っていません。

トランプ大統領の発言から、開戦が近いことが感じられます。

地理的に同じなので、歴史をひもとくと、隋(ずい)は高句麗(こうくり)を抑えられませんでした。
世界の歴史マップ様より

隋が高句麗をおさえられなかったように、現在、中国は北朝鮮を抑えることができていません。

トランプ大統領は、「中国が北朝鮮を抑えることができないならば、同盟国(日本も含まれる)と共に何かするよ」と発言しています。しかし、北朝鮮が、はたして、中国の言うことを聞くでしょうか?

さて、NHKがカットして、まったく放送しなかった参議院外交防衛委員会の重要部分です。民放各社も報道していないようです。新聞では、産経だけが報道しているようです。

安倍総理大臣:「北朝鮮はサリンを弾道につけて着弾させる能力を保有している可能性がある」

2017年4月13日 参議院 外交防衛委員会

北朝鮮のサリン弾頭に関して:1時間25分45秒より

産経新聞より
その1

2017.4.13 23:06
安倍晋三首相「北朝鮮はサリンを弾道につけて着弾させる能力を保有している可能性がある」 主なやり取り
13日の参院外交防衛委員会での、安倍晋三首相と委員との主なやり取りは次の通り。

 藤田幸久氏(民進)「トランプ米大統領はシリア政府が化学兵器を使用した証拠をどう示したのか」

 首相「化学兵器の使用と拡散を絶対に許さないという米政府の決意を日本政府は支持している。今回の米国の行動は、事態の深刻化を食い止めるための措置と理解している。東アジアでも大量破壊兵器の脅威が深刻さを増す中で、国際秩序の維持、世界の平和と安全に対するトランプ氏の強いコミットメント(関与)を評価する」

 藤田氏「化学兵器使用のどんな証拠を得たか」

 首相「トランプ氏との電話会談などで、シリア攻撃に対する説明は受けているし、緊密なやりとりもしている。詳細について申し上げることはできない」

 井上哲士氏(共産)「米国のシリア攻撃の国際法上の根拠も不明なまま、なぜ支持ができるのか」

 首相「今回の行動は(シリアの)アサド政権に対し化学兵器の使用や生産をしないよう忠告し、これ以上の人道危機に歯止めをかけるために行ったものだと説明している」

その2

井上氏「シリア空爆そのものについては支持をしないということか」

 首相「(化学兵器使用は)極めて非人道的であり、国連安全保障理事会決議にも反する。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないという米国の決意を日本は支持をする。これ以上でもこれ以下でもない」

 浅田均氏(維新)「北朝鮮からわが国にミサイルを撃ち込まれる可能性が否定できない」

 首相「日本は『対話と圧力』『行動対行動』の姿勢で、弾道ミサイル発射などの挑発的行動を自制するよう求めてきた。国際社会においても、国連決議をもって制裁を科してきた。北朝鮮が危険な道に進んでいく政策を大きく転換するよう促していかなければならない。国際社会が団結し義務と責任を果たすことが求められている」

その3

浅田氏「空中給油機能の強化、巡航ミサイル配備を検討してもらいたい」

 首相「日本が先制攻撃をすることはありえないが、北朝鮮がミサイルを発射し、ミサイル防衛能力をくぐり抜けて着弾するという事態が起こった場合、反撃をする能力を持つべきではないかというのが自民党の議論、提言の中心だ。反撃する能力をもって、それを抑止力とすべきではないかという論点だ。しかし、敵基地攻撃能力については米国に依存している。サリンを弾頭につけて着弾させる能力については、すでに北朝鮮は保有している可能性がある。日米同盟の抑止力を強化し、国民の生命と財産を守るために何をなすべきかという観点から、常にさまざまな検討は行っていくべきものと考える」

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