#行ってきました 小笠原(おがさわら)諸島 4

↑これは帰りの航行スケジュール。父島→硫黄島→孀婦(そうふ)岩→鳥島→スミス島→青ヶ島→日本本土のルートでした。

父島を昼13時過ぎに出港し、硫黄島(上陸禁止なので沖合から見学)に到着が翌朝8時です。

遠いのです。

海と空だけの風景が続きます。宇宙旅行の経験はありませんが、航行中は新月だったので、月のあかりはなく、夜は船の灯(あかり)以外はまっくらで、宇宙のようでした。

↑なかなか見ることができない須美寿(スミス)島。なぜなら、通常航路の小笠原(おがさわら)丸では、行きも帰りも、スミス島、ベヨネース列岩付近を航行するのは深夜だからです。

低いようですが、スミス島の高さ(最高標高)が136メートル。このあたりの水深は1000メートル以上となっています。

飛行機は飛んでないので、大型船で小笠原に行きました。

わたくしの大学時代、知り合いの女性二人が、ヨットの所有者の人たちと合計数人で、ヨットで小笠原に行ってもどってきました。

実は、私は大学時代、大村に帰省した時に、大村で船の免許(小型船舶操縦士/実技試験もあります)に合格しました。「船の免許に合格した」と知り合いの女性たちに話していたので、そのつながりでヨットに誘われたのです。

二人ともダイビングをやっていましたが、私はダイビングの経験がなかったので、そのときは行きませんでした。

*現在、大村市内で船舶操縦士の試験が実施されているかどうかはわかりませんが、船舶操縦士試験は、大村のほうが免許はとりやすいです。実技試験の場合、大村湾は波が静かで穏(おだ)やかだからです。ただ、学科試験はどこでも同じです。本人の勉強にかかっています。

1級と2級の違い

1級は、日本本土の沿岸から、日本の領海内ならば、距離無制限に小型船舶を操縦できます。日本本土から1000キロ以上離れた小笠原まで可能です。

海上保安庁 日本の領海

小笠原の位置

この小笠原海域は、大型船でも、長時間、海と空だけの景色が続きます。海図(現在はGPS)がなければ、希望が見えない風景が続きます。スタートレックヴォイジャーで、宇宙を航行するのと同じで、夜は、星と海だけなのです。都市の明かり、文明の明かりがまったくないので、星が近くによく見えるのです。

スタートレック ヴォイジャー:艦長は女性  宇宙艦隊初の女性艦長
現在、ネットフリックスで放映中

父島や硫黄島など、まだ続きます。

この旅で使用したカメラ:ニコンP1100、野鳥撮影用ですが、船旅で使用しました。

スミス島(Wikipedia)

#行ってきました 小笠原(おがさわら)諸島 2

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#行ってきました 小笠原(おがさわら)諸島 5

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