大高(だいこう)とは長崎県内での大村高校の略称です。大村市久原(くばら)一丁目に存在しています。そして東浦とは、同じく久原一丁目の漁港の名前です。最寄りの国道は34号線です。
同じ地名を長崎県の国道34号線ではなく、名古屋の国道23号線で見かけましたので写真を貼っておきます。
写真の大高は「おおだか」と発音します。織田信長(おだのぶなが)が今川義元(いまがわよしもと)を破り、徳川家康が今川の人質(ひとじち)から解放された桶狭間(おけはざま)の戦いというのがあります。永禄3年5月19日(西暦1560年6月12日)のことです。
前の夜、大高の農民たちが、今川に酒を持ち込み飲ませたことで、織田が有利になったエピソードがあります。その大高、現在は名古屋市緑区大高町です。大高は、現在も酒蔵が3軒あります。神の井酒造、萬乗醸造、山盛酒造。
なお、大高には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が、なくなった後、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀(まつ)ってありました。現在は、熱田神宮に遷(うつ)してあります。
*名古屋で
大村と熱田(あつた)神宮は何のつながりもないように感じるかもしれません。しかし、江戸時代、参勤交代で一年ごとに、江戸に上らなければならなかった大村藩は、熱田に泊まっています。そのころの熱田は東海道で一番栄えていた場所でした。
*札幌で
熱田神宮には、名古屋に行くたびに、参拝しています。
*横浜で
大村の人が「大村には何もない」と言うのと同じで、名古屋の人は「名古屋は何もない」と言いますが、さまざまなものがあります。
もともと武家の町では、地元のことを積極的に外部に伝えようとしないのではないかと思いました。名古屋と大村は、その点ではメンタルが似ていると感じました。
*大村市と名古屋市にある水主町
写真は名古屋市の水主町交差点