日教組「教研集会」に並んだ洗脳授業 前委員長“ラブホ不倫”辞任の説明ナシ

日教組や労組は、労働者ための組合ではなく、サヨクや朝鮮民族が、反日政治活動するための隠れ蓑になっているという事実を、知っておく必要があると思います。

労働組合(教職員組合)とは何だろう?

デイリー新潮より

ラブホで個人授業の岡本前委員長

■日教組「教研集会」に並んだ洗脳授業(上)
 日教組と聞いて読者はなにを連想するだろう。やはり多くの人は、こんなところではないか。妻子ある委員長が夫も子もある女性と二人で池袋のラブホテルにしけ込む組織。または全国の組合員から集めたお金で豪遊できる組織――。

 実は、日本教職員組合の略で、子供たちを教え導く学校の先生の組合なんだとか。そのトップ自らが、本誌(「週刊新潮」)が昨秋報じたように、ラブホテルの狭い一室で、きれいな女性に(不)倫理や保健体育の個人授業をしていたと聞かされれば、子や孫を学校に預けるのが不安になるのも無理はない。

 だが、安倍内閣の諮問機関である教育再生実行会議でもたびたび「多様性」が論じられるなど、今、勉強ができればいいという一元的な価値観から脱して多様性を志向すべきだ、と説かれている。岡本泰良(やすなが)前委員長(56)も、カラダを張って「多様であれ」と範を示したのかもしれないのだ。

 もっとも、その後がいけなかった。やりすぎたら謝る、という姿勢を示すべき教育者の親玉が、本誌の報道から1カ月半余り、人前に一切姿を現さないまま辞任。その結果、2月3日から5日まで新潟市で開催された日教組最大のイベントである第66回教育研究全国集会(教研集会)も、委員長不在のまま、もやもやした空気の下で開催せざるをえなくなった。

不祥事に触れない岡島委員長代理

■「新潮さんには取材をご遠慮願えないか」
 教研集会は、全国から集まった約1万人もの教員が日ごろの教育実践を発表し、議論する晴れ舞台。親玉が不祥事で辞任した直後なら、心晴れやかに発表するためにも経緯の説明もほしかったに違いない。しかし、岡島真砂樹委員長代理は、

「一連のマスコミ報道に関わり、関係団体や教育関係者のみなさまにご心配をおかけしました」

 などと述べただけ。来賓あいさつで連合の神津里季生(こうづりきお)会長(60)が、

「昨年、日教組のみなさんには大変不幸なできごとがありました。ぜひとも戻していただきたいですね」

 と釘を刺し、参加した教師のひとりも、

「前委員長にはそりゃ言いたいことがありますよ。下の者が大変な思いをして頑張っているのに、辞めるぐらいじゃ済みません。土下座して記者会見しろってくらいですよ」

 と吐き捨てたが、どうやら日教組としては、岡本委員長が捨て身で問うた「多様性」を打ち消したくて仕方ないようだ。だからこそ1月30日、教研集会への取材申請をした「週刊新潮」編集部を、丹野久広報部長がわざわざ訪ねてきたのだろう。

「今年度、新潮さんに関しては、取材をご遠慮願えないか、というお願いであります。全国教研は組合員にとって晴れの舞台で、そこに御社の取材が来ると動揺すると言いますか……。われわれは組織の立て直しの最中で、今回の教研をうまく乗り切りたいんです」

 都合が悪いことにはフタをして組織を守る、というのは、よく聞く「いじめはなかった」という返答と同様に、教育関係者のDNAがなせるわざなのか。日本の将来は暗い。

 だが、教研集会で岡島委員長代理に、取材拒否はおかしいと糺すと、

「御社だけに取材の歯止めをかけるのは、おかしいとしか言いようがない。私の指示ではありません」

日教組の執行委員会のなかでは、妙な「多様性」が保たれているらしい。

日教組最大のイベントである第66回教育研究全国集会

■「異性愛至上主義はおかしい」
 さて、今回の先生方の発表にも「多様性」をテーマにしたものはあった。

「両性の自立と平等をめざす教育」分科会で発表した小学校の女性教諭は、東日本大震災後に福島県から三重県に移ってからのことを、こう説明した。

 放射能汚染で自分たちが差別される側になって、差別に苦しんでいる人の存在に気づき、LGBTという言葉も初めて知った。以来、性別違和の家族をもつ女の子が登場する自作の物語を教材に、子供たちのなかにある「思い込み」に気づかせる授業を行なってきたという。その動機を教諭は、

「こうあるべき、という枠を子供たちから取ってあげたかったのです」

 と説くが、「規範」も教えてもらえない子供たちに、秩序ある社会が築けるだろうか。ところが、この分科会は「異性愛至上主義はおかしい」だの、「卒業式で男子何名、女子何名という区別を設けるのはやめようと提案した」だの、遺伝子に組み込まれた生物としての常識にまで異議を唱えて、やたらめったら多様であろうと訴えるのだ。

■意に沿わないと集団リンチ
 さて、「多様」であることについて大いに考えさせられるのが、「国際連帯・多文化共生の教育」分科会での発表である。

 千葉県の小学校の女性教諭は、日韓のコメ料理の違いを知ることで交流が深まった、と発表したところまではよかったが、

「ほかの人の発表で、在日朝鮮人の子供の、カミングアウトや本名を隠すというエピソードが出てきて、自分の周りにはないので衝撃的だった」

 と語ると、会場の空気が一変。「千葉では隠していないのか。ある意味、衝撃的だな」という野次を皮切りに、「差別の実態が描かれていない」など、「差別」や「日本の責任」というキーワードが出てこないことへのいら立ちが、露骨にぶつけられたのである。

 JICAで働いた経験がある大分県の中学の男性教諭の発表でも、「援助しているようで実際は途上国から収奪している実態を授業にどう生かしているのか」などと、レポートと関係ない質問が飛んだが、なかでも災難だったのは、フィリピンと日本のよい関係について報告した富山県の小学校の男性教諭だった。

 親日的なフィリピン人との交流を紹介した発表が不評だった教諭が、「北朝鮮の核ミサイルの問題、韓国の従軍慰安婦問題は、なぜこの分科会で取り上げられないのか」と切り返した途端、反論が矢のように浴びせられたのだ。いわく「ミサイルや核を開発する悪い北朝鮮がルーツの子供は差別されても仕方ない、という意味か」。いわく「多文化共生とは在日朝鮮人の子供を救済し、日本の戦争責任や戦後賠償を追及する場。あなたの発表はそういう歴史的経緯を踏まえているとは到底思えない」。

 ことさらに差別からの救済を唱える輩にこそ、差別意識があるのは明らかだが、ともかく、会場は富山県の教諭への非難一色に染まり、糾弾は手をかえ品をかえ約4時間も続いた。在日朝鮮人「差別」に触れないだけで徹底的に「差別」し、集団で攻撃する。これはもはや「いじめ」、あるいは「集団リンチ」と言っていい。

「共生」を謳いながら、自分たちのイデオロギーから一歩でも外れた主張には猛攻撃を加える――という連中が教育現場を仕切っている以上、学校からいじめがなくなるわけがない。

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