今までは、それほどでもなかったかもしれませんが。
さて、偏差値だけで、女子中・女子高、あるいは男子中・男子高に進学すると、何が身につかないか。
身につかないのは、異性とのコミュニケーション能力です。
異性とのコミュニケーション能力は、授業で先生が教えることは不可能です。同世代が、自然に、個人対個人で身につけていくしかありません。
女子校は女子だけです、男子校は男子だけです。つまり、十代の最も重要な時期に、男子校や女子校では、同性だけなので、異性とのコミュニュケーション能力が磨かれないのです。
実際、心身共に大人になる10代の6年間(中1〜高3,13歳〜18歳)のうちに磨いておくことが重要です。大学に入ってからでは遅すぎるのではないでしょうか。
*参考:「男女のコミュニケーション方法が違う」ということを表現したマンガ
防衛大学校出身の女性司令官、イージス艦艦長も登場し、時代が変わり始めました。
第二次大戦前のような、男と女の役割が、法律上も社会生活上も、すべてが別なら、男女が別で男子校、女子校でもいいと思います。しかし、現在、法律も、社会も、仕事でもそうなっていません。
今後、仕事をすすめていくためには、女性の場合、男性とうまくコミュニケーションをとっていくことが重要な能力の一つになっています(ビジネスの世界は男性社会です)。
共学なら、中学高校時代に、異性とのコミュニケーションが無料で、しかも、普通に身につけることができてしまいます。
男性の場合、男子校出身者の場合ですが、女性上司とうまくコミニュケーションできない、同僚の女性とうまくコミニケーションできない、女性の部下とうまくコミニケーションできないという、3つの場面を目にします。
中学・高校と男子校出身者の場合、人生で重要な思春期なのに、接してきた女性が母親だけ(あるいは姉、妹)という人もいるようです。すべての女性に母親(あるいは姉、妹)と同じように接したり、性欲の対象として接するのは間違いですから気をつけてください。
*やはり、思春期、勉強だけの男子校で過ごすと女性に対して、重要な何かが欠ける男になるように思えます。以下その実例を2つ。
社会情勢(国内と国外)により、社会制度と運用のルールが変わる時期にきているので、時代の流れをしっかり見ていきましょう。