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台湾の首都・台北市には温泉があります。戦前、台湾が日本だった時代に開発された温泉で北投(ほくとう)温泉と言います。日本の秋田県・玉川温泉と台湾の北投温泉にだけ、放射線を発する北投(ほくとう)石が存在します。
台湾で唯一のノーベル賞受賞者(化学賞)・李遠哲(り・えんてつ)博士は、北投(ほくとう)石の研究で修士号。
さて、台北市内から地下鉄で北投へ。温泉は新北投駅です。日本の玉川温泉と同じで酸性泉です。
消火栓のシステムが日本のものと同じですから、日本のものを導入したのでしょう。消火ではなく滅火、消火栓ではなく消防栓というんですね。
日本では、電車内でモノを食べ、ゴミをゴミ箱に捨てないで散らかすのは、中国人くらいでしょう。公共の電車では食事することは、中国人か、育ちが悪い人を除き、常識的におこないません。台湾では、シンガポールと同じく罰金がかかれ、刑法により禁止されています。
駅前です。
日本天皇請排隊というのは、「日本の天皇陛下が列をつくって並ぶくらいにすごいんだ」という意味らしいです。
日本の金沢の老舗旅館・加賀屋が台湾にありましたので、そちらへ。宿泊はしないで、予約制の日帰り温泉で利用しました。現地で予約の電話を入れましたが、日本語OKでした。
北投温泉は硫黄(いおう)泉でPH(ペーハー)3.5程度で、酸性です。秋田県の玉川温泉は強酸性でPH1.9くらいです。
温泉内は撮影禁止。日本の温泉と同じです。台湾の温泉でくつろげました。海外とは思えない、海外にある日本。
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