志望大学を決めるときは奨学金の制度も
志望大学を決めるときには、奨学金の制度も調べておいたほうがいいです。
返済不要の奨学金(給費[きゅうひ]型)もあります。給費タイプなら返済不要です。そのかわり条件があります(当たり前です)。返済が必要なものは、就職して、給与から毎月返済すればいいだけです。
東京都内の大学、奨学金
いくつかの大学HPの奨学金ページをリンクしておきます。
あいうえお順
青山学院大学
慶応大学
國學院大学
駒沢大学
成蹊大学
専修大学
中央大学
法政大学
明治大学
明治学院大学
立教大学
早稲田大学
予想がつかないこと
それから、「予想がつかないことがおきて、奨学金を返却できない時はどうするんだ?」という人が出てきますが、人生には予想以上のことがおきることがあります。
具体的には、会社員の場合、たまたま入社した会社が、入社後しばらくして、たまたま株式上場(IPO アイピーオー)した場合です。
計算が面倒なので、簡単にした実例で説明:
1.非上場の会社に入社し、会社の株式を1株500円で購入し、年100万ずつ購入していました。入社して10年で購入した株式が1000万円分になりました。
2.会社の業績がよく1株を2株に分割ということになりました。この時点で2000万円分になりました。
3.しばらくして、会社の業績がいいので、また1株が2株に分割されました。この時点で4000万円分になりました。
4.そして会社が株式上場(じょうじょう)しました。
5.1株500円で購入したものが、株式市場で1株4000円になりました。つまり資産4000万円分が、ある日突然、資産が3億2千万円になりました。*税金は株式を現金に換えたときにかかります。証券会社から手数料も引かれます。
本当にそういうということがあります。大村の両親に話されてもなかなか理解してもらえなかったようです。
また、大村にいる兄弟に話しても、「そんな虫のいいことがあるか、ヨタ話するな」と笑われたそうです。
大村帰省中に「クルマはレクサスを買ってやるから、実家の建て替え費用を、現金で全額出すから」と親に提案しましたが、親兄弟から断られたそうです。それから詳しく話をするのはやめたそうです。
目の前でおきたことしか信じない人は、想像できないことは、なかなか信用できないのだと思えました。
*2017/8/8 追加 安倍総理大臣のアベノミクスの影響で、業績が上昇し、この会社は平成29年度(2017年度)になって、何と一株を三株に分割しました。つまり、この会社の株式を保有している人は、資産が3倍になりました。人生には予想がつかないことがおきます。
**株式などの知識を得たい場合、在校生は、進路を商学部や経済学部に。文学部だと学ぶことができません。
人生は賭け
就職に失敗して、奨学金が返済できず、借金に苦しむ人もいれば、奨学金など一気に返済できる人もいます。人生はどうなるかわからないから、自分にかけてやってみるしかないでしょう。良いこともあれば悪いこともあります。
文科系は東京が有利な理由
ただ、文科系は東京の大学が有利です。地方の場合、教員か公務員以外、仕事がほとんどない実情があるようです。また、企業に就職する場合、企業本社のほとんどが東京に集中していますから、地方の大学生は、就職活動時、上京して就職活動することになり、とても不利です。東京の大学生なら、ふだんとおなじように会社訪問ができますから。
なお、教員、公務員志望の場合は、田舎の大学でもいいと思います。それ以外なら、東京の大学を選択したほうが有利です。人生は一度きり。文科系は、偏差値だけではなく、東京かそれ以外かで、人生が大きく変わります。高1から、慎重に情報集めをしておいたほうが良いでしょう。
さまざまな理由は以下に書いてあります。