名古屋大学は、岐阜(ぎふ)大を統合し、今後は三重大学も統合の視野に入れているようです。
*岐阜大学と名古屋大学の位置
岐阜(ぎふ)は遠い感じがしますが、戦国時代、大村純忠の時、ポルトガル人カトリック宣教師ルイス・フロイスは、大村の三城から、織田信長のいる岐阜城まで、船と徒歩で行き、大村に戻っています。
さて、産経新聞より
2018.3.22 12:23
名大と岐阜大、法人統合へ 国立大全国初 効率化と競争力強化狙う
名古屋大(名古屋市)と岐阜大(岐阜市)が運営法人の統合へ向けた協議を4月下旬にも始めることが22日、両大学への取材で分かった。少子化で大学間競争が激しくなる中、経営の効率化を進めて競争力を強化する狙い。統合が実現すれば運営費交付金ベースで、東大、京大に次ぎ、東北大や大阪大などとほぼ同じ規模の国立大学法人となる。
1位は東大812億円、2位は京大…
文部科学省によると、一つの国立大学法人が複数の大学を運営するのは、全国初のケースになるとみられる。同省の中央教育審議会は国立大学法人法改正を議論しており、今年秋に答申を出す予定。統合は早くても平成31年度以降になる。
両大学によると、両大学法人を統合して「東海国立大学機構(仮称)」を設立。同機構が両大学を運営する。
大学名や学部、キャンパスは現状を維持する。一方、総務や財務などの事務部門や語学、コンピューターといった教養課程の単位取得を共通化し、効率化で生まれた予算、人員を研究教育分野に回して競争力を強化する。
将来的には、三重大(津市)など東海地方の他の国立大にも参加を呼び掛けていく考えだ。