【在校生向け】文科系は東京の大学を目指そう！奨学金の制度も調べておこう

2016/2/12（9年前） 2024/5/17 卒業生

志望大学を決めるときは奨学金の制度も

志望大学を決めるときには、奨学金の制度も調べておいたほうがいいです。

返済不要の奨学金（給費[きゅうひ]型）もあります。給費タイプなら返済不要です。そのかわり条件があります（当たり前です）。返済が必要なものは、就職して、給与から毎月返済すればいいだけです。奨学金の利子は、実はとても低いです。

このページ後半部分にアイウエオ順に、いくつかの大学ＨＰの奨学金ページをリンクしておきます。

予想がつかないこと

それから、「予想がつかないことがおきて、奨学金を返済できなくなった時はどうするんだ？」という人が出てきますが（奨学金の金利は低いので、まともに仕事をしていれば返済できるようになっています）、人生には予想以上のことがおきることがあります。

具体的には、会社員の場合、たまたま入社した会社が、入社後しばらくして、たまたま株式上場(かぶしきじょうじょう＝IPO アイピーオー）した場合です。

計算が面倒なので、いろいろ省略し、簡単にした実例で説明：

１．たまたま非上場（ひじょうじょう）の会社に入社し、会社の株式を１株500円で購入し、年100万ずつ購入していました。入社して10年で購入した株式が1000万円分になりました。

２．会社の業績がよく１株を２株に分割ということになりました。この時点で1000万円が突然2000万円になりました。

３．しばらくして、会社の業績がいいので、また１株が２株に分割されました。この時点で2000万円が4000万円になりました。

４．そして会社が株式上場（じょうじょう）しました。

５．１株500円で購入したものが、株式市場で8倍の１株4000円になりました。つまり資産4000万円分が、ある日突然、資産が8倍の3億2千万円になりました。元手は1000万円。それが勝手に3億2千万になってしまったと言うことです。運とはこんなものかという感じです。彼女も大喜びされたそうです。＊税金は株式を現金に換えたときにかかります。証券会社から手数料も引かれます。

本当にそういうことがあります。大村の両親にていねいに話してもなかなか理解してもらえなかったようです。

また、大村にいる兄弟に話しても、「そげんことあるもんか（そんな虫のいいことがあるか）、“ダマ“ばっか言うな（ヨタ話するな、うそばかり言うな）」と笑われたようです。

大村帰省中に「クルマはレクサスを買ってやるから、実家の建て替え費用を、現金で全額出すから」と親に提案しましたが、親兄弟から断られたようです（親が子供の援助をあてにしていないから立派です）。いくら話しても話が通じないので、それから詳しく話をするのはやめたようです。

目の前でおきたことしか信じない人は、想像できないことは、なかなか信用できないのだと思えました。刺激のない九州に暮らしていると、予想外に良いことは疑いがちになるのはわかります。

あなたの未来を変えるには？

他に面白いことは、この人は「大村高校同窓会に現金で100万円寄付したい」と東京同窓会の同期担当者に連絡したら、その同期の担当者から「お前にそんなことできるわけがない」と言われ（同期担当者は、高校の時の成績がよかったことが自慢のタイプで、高校の時に成績がよくなかった本人をバカにして対応した）たそうです。

宗教のような偏差値信者（高校時代から、東京同窓会の同期担当者は、この世のすべては大学の偏差値順で決まるという考えの持ち主）で、いくら話しても話が通じないので、担当者の期待を汲（く）み、大村高校同窓会に寄付するのはやめて、ふるさと納税にまわしたそうです。　

＊2017／8／8　追加　安倍総理大臣のアベノミクスの影響で、業績が上昇し、この会社は平成29年度（2017年度）になって、何と一株を三株に分割しました。つまり、この会社の株式を保有している人は、資産が３倍になりました。人生には予想がつかないことがおきます。

＊＊株式などの知識を得たい場合、在校生は、進路を商学部や経済学部に。文学部や教育学部だと、この方面の専門知識は、大学で学ぶことができません。

人生は賭け

就職に失敗して、奨学金が返済できず、借金に苦しむ人もいれば、奨学金をきちんと返済できる人もいます。人生はどうなるかわからないから、自分を信じて、自分にかけてやってみるしかないでしょう。良いこともあれば悪いこともあります。

文科系は東京が有利な理由

ただ、文科系は東京の大学が有利です。地方の場合、教員か公務員以外、仕事がほとんどない実情があるようです。また、企業に就職する場合、企業本社のほとんどが東京に集中していますから、地方の大学生は、就職活動時、上京して就職活動することになり、とても不利です。東京の大学生なら、ふだんとおなじように会社訪問ができますから。