【在校生向け】英語の先生が知らないこと

中学でも、大村高校でもそうでした。

英語の先生は、長さの単位は、ヤード・マイル・フィート・インチ、そして重さはポンド・オンスを日常から使って慣れなさいと指導しました。確かに、アメリカでは正しいのですが、ここはアメリカではないのです。

実は、世界では、メートルのほうが標準なのです。キロメートル・メートル・センチメートル、ミリメートル。そして、重さの世界標準は、キログラム、グラム。

明示すれば、長さの単位で、ヤード・マイル・フィート・インチを使い、重さの単位でポンド・オンスを使っているのは世界に三か国しかないのです。

アメリカ合衆国、ミャンマー、そしてアフリカのリベリア、地図上赤色の三か国だけ。したがって、アメリカ標準に合わせる必要はないと思われます。

左より:アメリカ、リベリア(アフリカ大陸)、ミャンマー

左より:アメリカ、リベリア(アフリカ大陸)、ミャンマー

なお、陸上ではそうですが、空と海上だけは、世界各国、キロメートルではなくマイルを使います。

それは、世界の海は、かつては英国、今はアメリカ。空は、ずっとアメリカが支配しているから。航空機との連絡に、世界各国ともに英語が強制されるのは、アメリカが空を支配しているからでしょう。

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