*上記画像:トレインマークより引用
大村高校のシンボルとなる星は、明けの明星、つまり金星(ルシファー / ヴィーナス)が妥当だと思います。
その理由を述べます。
まず、旧制大村中学校校歌(作詞:土井晩翠 作曲:山田耕筰)の歌詞二番をじっくりご覧下さい。
ご覧になっておわかりのように、二番に、「曙(あけ)の空見る多良岳の」、とあります。
明け方、大村高校から多良岳方面の上空を見ると、何が見えるのでしょう?
上の写真は、夜明け前の多良岳です。高校時代に、早朝、国道34号線方面から多良岳を撮影したのですが、あいにく、曇り空です。
晴れている場合、下のように(写真は大村ではありません)大村高校から多良岳方面の上空には、明けの明星(あけのみょうじょう)とよばれる金星が輝いています。
したがって、大村高校のシンボルとなる星は金星がふさわしいのではないでしょうか?作詞された、土井晩翠(どいばんすい)氏の慧眼(けいがん)に感謝いたします。
*金星の表面写真(実写)金星は90気圧(海底900メートルの水圧と同じ)、表面温度400度以上の過酷な世界です。
なお、その金星に向けて、日本のJAXAから平成22(2010年)、金星探査衛星「あかつき」が打ち上げられました。「あかつき」は、今年、つまり平成27(2015)年12月7日(月)に金星周回軌道へ再投入されます。
大村高校校歌については以下をご覧下さい。