センター試験 日本史Aに出題された問題に大村の先輩が登場しました。長岡半太郎(ながおか はんたろう)先輩です。
問題です
では、問題を見てみましょう。日本史A 第一問の問6です。
解いてみましょう
大村の歴史を知り、長岡半太郎先輩のことを知っている人なら、すぐに、物理学者で原子模型理論を発表したのが長岡半太郎先輩だとわかります。
よってY-cが正解だとわかるので、Xがベルツかモースのどちらかとわかれば、答えがでます。
つまりY-dは不正解なので②と④は選択肢から脱落します。
したがって、正解は①か③のどちらかです。
モース
モースはアメリカ人の名前です。Morse モース:ドイツ人なら「モールス」と発音します。
写真参考:wikipedia
ベルツ
ベルツはドイツ人の名前です(Bälz ベルツ)。
写真参考:wikipedia
ドイツ人・ベルツと大村の長与専斎(ながよせんさい)先輩とのことはこちらにかかれています。PDF
本が好きで、歴史が好きな人なら読んだことがあるでしょう。ベルツの日記。
答えが出ました
問題がX=「ドイツ人医師」と書かれているので、X−ベルツ。正解は①となります。③が脱落します。
∴(ゆえに)①X−a Y-c ・・・(答)
本多光太郎博士に関して
本多光太郎 ウィキペディアより
本多光太郎博士の出身地、愛知県岡崎市は、大村と何の関係もなさそうですが、大村藩は、参勤交代で、江戸時代、100回以上、岡崎市を通過していますし(徒歩で)、時には岡崎市に宿泊したりしています。岡崎に行ってみました。
読んでおきたい長岡半太郎先輩
*出典:「かわりだねの科学者たち」仮説社
長岡先輩と本多博士
*長岡半太郎先輩と本多光太郎
KS鋼(こう)の本多光太郎は、東大で長岡半太郎の指導を受け、師弟(してい)関係にあたります。