映画「シン・ゴジラ」に行ってきました。次の時代に活躍する10代にシン・ゴジラを観ることをすすめる理由を投稿します。
今回のゴジラ、中に入っている人は狂言師の野村萬斎(のむらまんさい)氏です。小学校時代に公文式をやっていたことで有名。ゴジラはすり足で歩きますから、狂言のすり足と動きが合致したんですね。
野村萬斎(のむらまんさい)氏
まずシン・ゴジラの予告編動画です。
その1
その2
すすめる理由
シン・ゴジラ、いままでのゴジラとは違い、数々の未解決の問題が提起されているからです。
具体的には:日米安保の問題、「戦後」をどう終わらせるか、緊急避難に関して法律未整備の問題、日本が敵国に奇襲された場合に自衛隊が即応できるか、憲法改正に関して、など現実に関しての問題多数。
現世代で解決できない場合、次世代が解決していかなければならないことが、提起されているからです。
なお、政治家は自らきちんと進退をはっきりさせなければならないということが出てきます。
あてはめれば、民進党・共産党の議員は問題をおこしても決してやめないので、その意味では本物の政治家ではなくアマチュア議員だと言えると思います。つまり、この映画によって、共産党・民進党の方たちは、本物の政治家としては失格だということがわかります。
他に、異能の人が問題を解決してゆくことも描かれています。与えられた問題をきちんと解くことも必要ですが、それ以外、自分自身で、自分の好きな領域を深めておくことが、何かのときに役立つでしょう。
今回のゴジラ、今までのものとは違うので、組合系の教員が観れば、発狂しそうな映画かもしれません。日本社会にとって必要なものが、自衛隊・警察・消防・海上保安庁であり、最後は自衛隊ということがきっちり描かれています。日本に不要な共産党・民進党・社民党なのです。
監督はエヴァンゲリオンの庵野秀明(あんのひであき)氏。
エヴァンゲリオンを観たことがあるひとは、ゴジラは親和性が高いと思います。
エヴァではヤシマ作戦ですが、シン・ゴジラはヤシオリ作戦ですし。ヤシマ(八洲=日本のこと)作戦では、使徒を撃滅するために、日本全国が協力して、電力が一カ所に集められますが、ヤシオリ作戦では・・・
また、最初のシーンで、東京湾・海ほたるで博士が行方不明になり、その後暗示を残すシーンは、何かがおこる前兆として、映画版機動警察パトレイバー1を彷彿(ほうふつ)させます。シン・ゴジラもパトレイバー1も最初の舞台は、東京湾アクアライン(海底トンネル)の海ほたる付近です。
*海ほたる
*映画版パトレイバー1
そして、東京でゴジラ背面と尾から放出される熱線のシーン、香港でフォウ・ムラサメ少尉のサイコガンダム(ゼータガンダム)が出すビームに似ていました。
*ゼータ・ガンダム、フォウ・ムラサメ少尉
それから、首都圏に住んでいる方は、自分の家が、マンションが、勤務している省庁が、勤務している会社のビルが、ゴジラによって破壊されてしまう場面を観るかもしれません。
最後に、関連するエヴァンゲリオンと機動警察パトレイバーをあげておきます。
ゴジラの音楽を作曲した伊福部 昭(いふくべ あきら)氏とその背景
では、よい夏休みを!