普通の人は「わかっちゃいるけどやめられない」。安倍総理は、英断し、きちんとやめた。無責任な民主党が残した負の遺産、これで消すことができます。
民主党が政権末期に、建設費用を無視して、建設を決定したものです。決定された理由が不透明でした。
経緯
・平成23年(2011):民主党 菅(かん)内閣 平成32年/2020年オリンピック立候補・平成24年(2012):民主党 野田内閣 国立競技場の建替え決定
ー 7月:国際コンペ開催
ー10月:民主党が建設費用を確認しないでデザイン選考
ー11月:民主党がザハ案に決定
ーーーーこの間の文科大臣 予算要求:中川正春、予算化:平野博文、デザイン採用:田中真紀子
ー12月:選挙で民主党敗退により、自民党・第二次安倍内閣発足
・平成27年(2015):自民党
ー 7月:安倍総理、ザハ案を白紙に
新国立競技場 安倍総理「計画を白紙に戻す」 産経新聞
安倍晋三首相は17日午後、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画見直しを正式に表明した。東京五輪組織委員会会長を務める森喜朗元首相と官邸で会談後、記者団に「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す。そう決断した」と語った。
首相は遠藤利明五輪相と下村博文文部科学相に新たな計画づくりに着手するよう指示した。これを受け下村氏は「コンペをやり直す。半年以内にデザインを決める」と述べた。
新国立競技場の現行計画は「キールアーチ」と呼ばれる2本の巨大な鋼鉄製アーチが屋根を支える特殊な構造。これが総工費を押し上げ、当初計画の2倍近い2520億円に膨らんだことから、批判が強まっていた。首相は計画について「国民、アスリートから大きな批判があった。このままではみんなで祝福できる大会にすることは困難と判断した」と説明。「1カ月ほど前から見直せないか検討してきた」と述べた。
また、首相は「東京五輪までに間違いなく完成させることができる。残念ながら19年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会には間に合わせることができない」と語った。
森氏は首相との会談に先立ちBS朝日番組収録で巨大なアーチ構造のデザインについて「見直した方がいい。もともとあのスタイルは嫌だった」と指摘した。菅義偉官房長官も17日の記者会見で「デザインそのものが大きな工事費につながっている」と述べ、工費縮減にはデザイン変更が必要だとの認識を示していた。
参考:民主党が残した負の遺産