それは、計算力を早めるためのトレーニング。
計算は早ければ早いほどいい。高校の学校推薦・自習教材にしてもよさそうな本なのです。
高校生は入学前、ゴールデンウィーク中、夏休みなど、一気呵成(いっきかせい)にすませておいたほうがいいかもしれない。なぜなら、計算が早く正確なほうが、成績があがるからです。
言うだけではなく、とりあえず、わたくしは全問やりました。夜は時間が取れないので毎朝30分決めてやりました。
やり方は、高校時代の数学と同じようにして。ノートに問題を書いて、下に解いてみる。間違えた問題は、翌日またやってみて、合うまで繰り返しです。子供の中学受験用としても使われていますので、子供に教えるのに、親ができなくては、みっともないのです。
信じられないかもしれませんが、住んでいるところは、公立小学校の3割の卒業生が、公立中学に進学せず、私立に進学するエリアです。公立の先生が、日教組や思想で染まっているので、そのような影響を受けさせたくないのです。東京出身ではなく、地方からでてきて、夫婦ともに東京の大卒が多数派というエリアです。
大人は、この本がどう役立つのかは以下の写真の通り。
具体的に書いておきます。
まず、「計算力を強くする」「計算力を強くする2」。紙の本ではなく、キンドル版も出ています。
全問正解するようになったら、次の問題集として「計算力を強くする問題集」、11X11から19X19まで暗記する「二桁の掛け算」を暗記しておくほうがいいのでは?
暗記は、紙の暗記カードは、使いつらいのです。わたくしは、暗記アプリのフラッシュカードデラックスというものを使用して、11X11から、19X19まで暗記しました。フラッシュカードデラックスのことはこちらに書きました。
去年、暗記用の新製品がぺんてるから発売されました。これも使えそうです(わたくしは使っていません)。ぺんてるの暗記スナップ。
ゆとり教育でガタガタになっていて、今の28才以下は、ほんとうにカラッポになっている。
以下は、大村市立大村中学・初代校長先生が書かれたもので、ゆとり教育の前に書かれた文章です。
「心覚え」 校長 平野 力
真空からは何も生まれないという言葉がある。人が学んでいくためには、それなりの基盤が必要である。また学んでいくときの思考、処理方法がなくてはならない。
プラス意欲と根気も大切な要素となり、これからの問われる教育は学んだ力、プラス学ぶ力であろう。人間成長の基礎はその人の十代に決まるといえる人を多く知っている。その共通したところは「心覚え」のしっかりしたものを持っている。勉強には面倒でも辞書を引き、計算をし、物を書き自ら研究工夫をしなければ勉強とは言えない。続きはこちら
ゆとり教育は、学歴は高いのに、頭が真空みたいな人を多数生みだしてしまった。本人の責任ではないけれど、これからの人生、けっこう大変でしょうね。
本当に、ゆとり教育のおかげで、学歴が高くても、暗算ができないタイプのほうが多くなっているのです。でも、やはり、計算が必要です。この先も、日本人は生き延びるために必要なのです。また、成績を上げるにも、計算が速くて正確なほうがいいのです。何かの参考になればと、これらの本をおすすめします。