つぎはイタリア抜きで?
日本は原爆を投下され、16万トン(普通自動車が1台あたり約1トンなので、16万台程度の重さの爆弾が投下されたと考えてみる)の爆弾で民間人が殺害された。
ドイツは原爆は投下されなかったものの、日本に投下された10倍もの160万トンもの爆弾が米英連合軍によって投下された。
また、連合軍はドイツ人の心のふるさと、魂のよりどころともいうべき歴史的な都市ドレスデン(日本人にとっての京都のような都市)を無差別に攻撃し、多数の民間人が犠牲になった。
ドレスデン市
戦争に負けたので、戦後の日本は、「アメリカが悪い」と決めたルールは「日本でも悪いこと」だとする教育、放送、新聞報道などが徹底して実施された。
ドイツも同様にされ、日本もドイツも、思考も言葉も型にはめこもうとする教育(日本が悪い、ドイツが悪い)がおこなわれ、公式の場で本当のことがしゃべれなくなった。
日本の新聞社なのに、中国や韓国・朝鮮の利益になる記事を提供する新聞社が、大騒ぎして(ときにはヤラセ記事などで)、戦争に負けて70年もの間、真実をさえぎってしまうパターンが繰り返されてきた。
また、日本の学校では、「日本が悪い」と一方的にすり込む授業が、現在もおこなわれています。
その思考パターンを打ち破る映画が、平成24年/2012年 4月4日、フィンランドとノルウェーから公開されました。
映画は名はIron Sky(アイアン スカイ)。
最初の4分
日本では公開されたものの、まったく報道されませんでした。Iron Sky(アイアン スカイ)とは、ドイツ軍のシンボル、ゲルマン魂で、現在も使用されている鉄十字。日本で言えば旭日旗(きょくじつき)のようなものでしょう。
鉄十字
映画は、ドイツ・オーストリア・フィンランド3国共同制作。制作年数は、2008年2月から約4年。かかった費用は、750万ユーロ(約8.3億円)。そのうち100万ユーロ(約1.1億円)は公式サイトに集まったファンからの寄付金。
ストーリーは、昭和20年(1945年)、第二次世界大戦終結時、月の裏側に逃げたドイツのナチス残党が、2018年、復讐を遂げるために地球に向けて出撃するというもの。
予告編です。
日本語字幕版