昨年6月28日に開通した高速・圏央道。走ってみました。
圏央道は、東名高速と中央高速をつなぐ道。九州だとピンとこないかもしれないので、書いておきます。
東名高速が、東海道。中央高速が、中山道。
江戸時代、徳川は良くやったと思う。それまでバラバラだった日本を、各街道と参勤交代で一体化した。そのおかげで、明治以降、一挙に近代国家になることができたので。
九州も、大村も、現在その恩恵を受けている。高速・長崎道、基本ルートは徳川が創った長崎街道。その道を、明治になるまで大村藩は、参勤交代で、歩いた。
玖島城から歩いて、一日目は武雄に宿泊。現在の、阪九フェリーのある小倉まで歩いた(小倉から大阪までは船)。高速・長崎道、帰省して走るたびに感慨深いです。
ローマ帝国が各街道を設置し、すべての道はローマに通ず(All roads lead to Rome.)で知られているように、帝国を一つにした。徳川は、それから1500年ほど後、各街道で日本を一つに結んだ。すべての街道は徳川幕府の江戸に通じていた。
さて、圏央道で驚いたことが二つ。
一つは、SA(サービス・エリア=Service Area)厚木で、大村を発見したこと。
厚木は、上り・下り2カ所にSAが設置してある。上りは、一般的SAといったものだが、下りが、小江戸風になっている。SAレストランのメニューは上り・下りは違っていて、変化があった。
上りSAのレストランに、高速初B-1グランプリとかかれ、B-1グランプリというのが何か知らなかったのだけれど、そこには「大村あま辛カレー」と書かれていた。
二つめは、トンネルの灯(あか)りがすべてLEDになっていたこと。
光線が、電球(従来のナトリウムライト)とは違うので、いままでの高速道路のトンネルとは別の趣(おもむき)になっていたこと。
首都圏で高速を利用する機会があったら、気にとめておくと、新たな発見があるかもしれません。