今後、大砲も銃も、火薬を爆発させ弾丸を発射させるものより、電気で加速する超電磁加速砲レールガン、たとえば映画「アキラ」で主人公が充電して使用していたようなタイプになっていくのでしょうか。
映画「アキラ」は2020年東京オリンピック開催前の2019年が舞台です。このアニメは今から27年前の1988年(昭和63年)に公開され、欧米で人気となり、東京が未来的だというイメージがこのアニメによって世界に拡散しました。
このアニメのように本当に2020年に東京オリンピックが開催されるとは、27年前は、誰も予想していませんでした。
映画「アキラ」予告
映画「アキラ」冒頭部分
音声は日本語、字幕はフランス語です。
携行型レールガンが登場しています。1分01秒より
ところで、アメリカ軍が射程距離200キロのレールガン(超電磁加速砲)をまもなく実用化させますが、レ−ルガンのしくみを理解している方々が、実験用のレールガンを制作している動画がありましたので、紹介しておきます。
まず米軍の攻撃型レールガンです。
軍艦に搭載する場合、発射に大量の電力を消費するので、原子力船が必要になりそうです。射程が200キロでミサイルよりコストが安く攻撃力が高いので、今後は、大砲のかわりにレールガンを搭載した戦艦大和のような原子力戦艦の建造がなされていくのではないかと思います。
さて、仕組みが理解できている人は、個人ベースの実験用レールガンを制作しているようです。この分野に進みたい場合は工学部。物理、数学をしっかりと勉強しておく必要があります。論文は、日本語と英語で書く必要があるので、英語も手を抜かずに勉強しておきましょう。
日本
レールガンの仕組みを理解するための動画
米国