勉強とは?
何かに書いてあったもの。要約したものですが、メモしておかなかったため、出典を失念(しつねん=忘れた)しました。
質問:勉強とは?
回答:情報源を見つけ出し、それをインプット(input)し、繰り返し記憶し、アウトプット(output)することである。その際(さい)、言葉を最も効率よく記憶するには聴覚を使うことが重要。
この場合、情報源が教科書だったり、参考書だったり、過去問です。
新しいことを理解するためには、情報源から情報を取り出し、繰り返し頭に入れてゆくという作業が必要です。
英語なら、文章、単語、構文、古文なら文法と古文単語、物理なら公式と解法、数学なら解法と計算方法、世界史なら誰がどこでいつ何をどうしたか、などです。
試験で得点するために必要とされる情報は、それぞれ科目によって違いますが、試験の形式は紙に答えを書くことです。
*高校までは学問ではありません。答えが必ず用意されています。
テストで好成績を取るためには?
では、インプットするにはどうするのか?
その時は、アウトプットのことを考えてみましょう。
アウトプットは、体育の実技テスト、音楽の演奏テスト、そして英会話の対話テストなどとは別に、通常の科目のアウトプットは実技試験ではありません。
試験はどういった形ですか?を考えてみて下さい。
それは、紙に答えを書くことです。アウトプットが答えを書くことならば、頭に入れるインプットをするときには、やはり、書いて覚える必要がでてくるのではないでしょうか。
一例として、英語の暗唱テストや、演劇の台詞(せりふ)の暗記は、アウトプットが声に出すことなので、紙に書いて覚えるより、声に出して身振り手振りをいれて暗記することが必要です。
だから、テストの形式が紙に書くことなら、紙に書いて覚えることが必要です。
ただ、効率を上げるために、五感(人間のすべての感覚:視覚[しかく]・聴覚[ちょうかく]・嗅覚[きゅうかく]・味覚[みかく]・触覚[しょっかく])をフル活用することが重要です。
つまり、
1.そのまま書く
2.要約して書く
3.声に出しながら耳で聞いて書く
4.一度自分の声で録音したものを3秒〜5秒ずつ聞きながら書く:頭に残すなら3秒〜5秒ずつが良いという方法でやってみる
*SONYの3秒メソッド5.答えを紙で隠して(数学、物理)わかるところまで書いてみる
6.カード化して書いてみる
7.机に座ったままではなく、立った姿勢で大きな声を出して暗唱してみる
など、自分なりのやり方を、いろいろ開発する必要があると思います。
円周率(π[パイ] 3.14…..)暗記でギネスブック記録の日本人が開発した暗記法とは?
SONY社員だった友寄英哲(ともよりひであき)氏が、昭和63年/1988~平成7年/1995の間、円周率4万桁(けた)暗記でギネスブック記録保持者でした。
そこで、SONY社内で暗記方法が認められ、通常の暗記に関しての本、英語学習に関しての本および3秒間暗記が可能なテープレコーダーがSONYから発売されました。また、SONY社内では、海外支社に赴任する社員の語学学習に活用され、効果が上がったそうです。
具体的な学習方法
大量に覚えるヒント
その1
その2
他に
録音された英語の文を3秒程度に区切って繰り返し聞いて、口で繰り返し言ってみて、暗記できたような感じがしたら、紙に書いて、本当に覚えられたかどうかテストしてみます。
この方法は、英語、古文、世界史、日本史に使えると思います。録音教材がない場合、覚えなければいけないことを、自分で読んで録音し教材を作成します。
スマホで録音し、3秒〜5秒など秒単位で繰り返して再生できるアプリ(音楽再生アプリで、ABリピート機能、区間リピート機能、耳コピ機能などで検索)があり、3秒暗記できます。
友寄氏の暗記に関しての本(絶版なので古本しか残っていません)
なお、現在の円周率(π[パイ]、3.14.....)暗記は、日立社員だった原口證(はらぐち あきら)氏がSONY社員だった友寄氏の記録を塗り替えて、ギネスブックに登録されています。
他に勉強に役立つ本として
脳にまかせる勉強法
本当の勉強法など
古代の暗記方法
暗記用パタパタシートとは?
別の話題ですが、コンピューターのキーボード入力が遅い人はパタパタシートという手があります。この手は高校まで。
大学のレポートや研究成果発表の場合、また大学を出て、きちんとした仕事をする場合、キーボード入力で、ある程度の早さで入力することは普通の能力とみなされます。スマホやタブレットでは、その能力は身につかないので、今のうちからパソコンは練習しておきましょう。
パタパタシート