大村の信仰
正確な統計がないので恐縮ですが、昔から大村市の領域に居住している人の多数派は日蓮宗、次に浄土真宗だと思います。大村領内は、キリスト教流入以前は、天台宗と真言宗でした。
大村市立資料館より引用
日蓮宗の前、日本で初めて、キリスト教の洗礼を受けた大名は、大村純忠公でした。それから大村領内では、カトリックが主流となりました。その後、豊臣秀吉がキリスト教を禁止し、徳川も続きます。キリスト教の禁止により、大村は仏教に戻りましたが、前の天台宗・真言宗には戻らず、熊本の加藤清正公のアドバイスで、日蓮宗となりました。
長崎県庁が流すデマ
ただ、長崎市の方たちは、大村の名前が、さまざまなメディアに出るのが、くやしくてたまらないそうです。「大村氏の家来だった長崎氏」だと事実を言われることが、一番イヤなのだそうです。しかし、事実は事実。言うべきです。
だから、キリスト教教会群に関しての世界遺産登録で、日本初のキリスト教大名だった大村純忠公の功績を消したり、大村氏の影響力がなかったとする工作が長崎市と長崎県庁によってなされています。今回も、やはりそうでした。
当時は、長崎村(現在の長崎市)など名前が登場しなくて、長崎村(現在の長崎市)はジャングルでした。
以下の長崎県庁のサイト、確かに、はっきり書かれていません。大村純忠が日本初なのに、3人の名前が出されています。今まで、いつも、長崎県は、事実をきちんと流布してきませんでしたし、今後もそのようです。皆様、ウソを流布する長崎県庁にだまされないように。
長崎県庁はウソを書いています。大村純忠公が開港するまで、長崎村はジャングルでした。当時は、長崎地方なんてありませんから、大村領内と書く方が正しいです。ゆえに、長崎県の書き方は間違っていると思われます。大村領、大村の名前を消し去る長崎県の意図がうかがえます。
キリスト教布教、天正の少年使節に対して圧倒的な影響力を誇る大村のことを消し、デマを流し続けているのが長崎県庁ですよね。
「天正遣欧少年使節のたび」より引用:圧倒的な大村の影響力がわかります。
1586年、神聖ローマ帝国(現在のドイツ)アウグスブルグで印刷された、天正遣欧使節の肖像画(京都大学蔵)
オーストリア・ウィーンのハプスブルグ家、イタリア・フィレンツェのメジチ家と同様、神聖ローマ帝国・バイエルン州アウグスブルグのフッガー家は大富豪で、当時、アウグスブルグは文化が栄えました(*バイエルン州に、わたくしは、何度か行ったことがあるので、行ったことがない人より、多少は、詳しいです)。
バイエルン州の製品で日本で誰でも知っている有名なもの:自動車のBMW(本社は、バイエルン州ミュンヘン)、B=バイエルン、M=モーター、発動機・ドイツ語でMotoren[モトーレン] 、W=Werke[ヴェルケ]・製作所 つまりバイエルン自動車(発動機)製作所=BMW。日本で言えば、自動車は製造していませんが、HITACHIの日立製作所みたいな名前の感じ。日立は茨城県日立市という地名ですし、ドイツ風の表記なら、日立はHMWでしょう。
神聖ローマ帝国とアウグスブルグの位置
イメージ画 大村純忠、いとこの有馬晴信(島原)、同盟関係だった大分の大友宗麟(おおともそうりん)
長崎市や長崎県庁にダマされないように。こちらの歴史が本物です。
大村に対してコンプレックスがある長崎市と長崎県
長崎県は、権力があるのですが、権威がありません。大村純忠公と大村の名は、今も権威があります。権威がなくて、くやしくてたまらない長崎県と長崎市は、さまざまな姑息(こそく)な手をつかって、大村の権威を消そうと工作し続けています。
長崎県に似た石川県
似たような県に、石川県があります。江戸時代の前田家が統治していた加賀藩が石川県となりましたが、さまざまな文化は前田家あってのものなのです。石川県も長崎県と同じで、権威がありません。長崎県と同様、権威がないから、権力を見せつけようと、さまざまな工作をしています。その例を2つあげます。
国立の第四高校は、前田家が出資したので、学校ができました。石川県は関係ありませんし、出資していません。正式名称は、国立(官立)第四高等学校でした。でも、記念館には石川四高と、まるで石川県で四番目なように書かれていました。違和感がありますよね。
似たようなことは、大村空港が、説明もなく突然、長崎空港と変更されたり、国立大村病院が、突如、説明もなく、国立長崎中央病院と変更されたり。長崎県に権威がないため、県が、権力でみせつけているつもりなのです。
これでは、まるで東ヨーロッパの社会主義者をたたえる建造物に見えます。不人気なモニュメントだと聞きました。きれいな駅をふさぐように、駅が見えないように、わざとらしく建造されています。実は、石川県のシンボルなのですが。権威がない長崎県と同様、石川県も姑息な工作をおこなっています。権威も権力ある熊本県・福岡県・鹿児島県は、こんなことはしないでしょう。
長崎県が流すウソの歴史、故意に事実を消す長崎県
ところで、長崎県や長崎市のやりかたは間違っているのではないでしょうか。
西彼杵(にしそのぎ)郡、東彼杵郡、西海市、長崎市の領域は、キリスト教が流入した当時は、大村領でした。その事実は、長崎県と長崎市が、ウソの歴史を流布して消していますから、長崎県と長崎市が出す歴史は信用しないほうがよいでしょう。
大村純忠公が開港するまで、ほとんどジャングルだったのが長崎村(現在の長崎市)です。
ちっぽけな天領・長崎村。長崎村の影響力は小さいから、大きく見せるために、長崎県と長崎市が、メディアを使ってさまざまな工作をしているのが現状。でも、だまされてはいけません。
声をあげなければ、長崎県が押しつけるウソの歴史に書き換えられる
また、おとなしくしていると、権威がない長崎県は、おわかりのように長崎市の利益のためだけに権力を行使するので、長崎県には、言うべきことははっきりと言ったほうがよいでしょう。長崎県は「知らないだろうから、シメシメ」と、ウソを行使しますから。
長崎県と長崎市が日本国民の税金でおこなっている「大村下げ」「大村無視」の工作は、いくつもの事実がありますから、今後も、継続して解説していきます。長崎県と長崎市にだまされないようにしましょう。