本はこちら。
本を読む時間が取れないかたは、動画の予告編。
このアニメに登場する戦闘機のモデルは震電(しんでん)と言い、大東亜戦争末期、昭和20年(1945)、福岡の九州飛行機で、テスト機だけが製造されました。高速度の戦闘機を目指しましたが、戦争には生産が間に合いませんでした。
当時の試験飛行映像が残っています。
この航空機は、学徒動員により、海軍の工場で働いていた旧制大村中学生徒にも有名で、希望にもなっていたそうです(速度、戦闘力の面で米軍を圧倒できるかもしれないという)。
大村の海軍・航空敞(こうくうしょう=飛行機工場)で、旧制大村中学の生徒(わたくしの父がこの中にいます)
あまり知られていませんが、当時、海軍の工場は空廠(くうしょう)と呼ばれ、そこには旧制大村中学生徒のみならず、旧制諫早中学の生徒も動員され、その中には、ノーベル賞の下村博士もいらっしゃいました。
諫早の生徒(当時)は記録を残していませんが、大村の生徒(当時)は、記録を残しました。その本が不帰春(ふきしゅん)です。
「不帰春(ふきしゅん)」に関して