3秒メソッドは生きてました
現在は消滅したものだと思っていました。こちらに書いたのですが、SONYの外国語学習3秒メソッド、まだ残っていました。
1分21秒より
1969年(昭和44年)。SONYの非常にシンプルな求人広告。 pic.twitter.com/VcMDXO45VW
— 戦前~戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) 2016, 2月 20
暗記の基本 – こちらより再掲
英語の勉強に必要な暗記の基本を引用します。
さて、SONY社員だった方が、暗記方法を生み出して、円周率4万桁まで暗記し、再現し、ギネスブック記録となりました。その暗記方法が3秒間記憶術と言われました。
円周率(π[パイ]3.14…..)暗記でギネスブック記録の日本人が開発した暗記法とは?
SONY社員だった友寄英哲(ともよりひであき)氏が、昭和63年/1988~平成7年/1995の間、円周率4万桁(けた)暗記でギネスブック記録保持者でした。
そこで、SONY社内で暗記方法が認められ、通常の暗記に関しての本、英語学習に関しての本および3秒間暗記が可能なテープレコーダーがSONYから発売されました。また、SONY社内では、海外支社に赴任する社員の語学学習に活用され、効果が上がったそうです。
*現在、友寄氏は80代で、目隠しルービックキューブ世界最高齢の記録保持者です。
12分12秒より目隠しでチャレンジする友寄氏
過去、SONYからは、友寄氏が開発した3秒暗記メソッドをヒントに、暗記用3秒方式のテープレコーダー(現在、生産完了商品)が発売されていました。
私は、以前、このテープレコーダーを2台購入し、仕事で必要な専門知識と、英文の暗記(通勤時やあいている時間を利用して1年で3000文くらい暗記)をしました。
ガンガン使ったので、1台は故障(修理不能)しましたが、1台はまだ動きます(もう使っていませんが)。当時、この世にICレコーダーもスマホもなかったため、音声で暗記するためにテープレコーダーを使用していました。
具体的な学習方法
録音された英語の文を3秒程度に区切って繰り返し聞いて、口で繰り返し言ってみて、暗記できたような感じがしたら、紙に書いて、本当に覚えられたかどうかテストしてみます。この方法は、英語、古文、世界史、日本史に使えると思います。録音教材がない場合、覚えなければいけないことを、自分で読んで録音し教材を作成します。
現在はスマホで録音し、3秒〜5秒など秒単位で繰り返して再生できるアプリ(音楽再生アプリで、ABリピート機能、区間リピート機能、耳コピ機能などで検索)があり、テープレコーダーやICレコーダーなしに3秒暗記できる時代になっています。
参考:iOS 区間リピートアプリ(私は区間リピートを3秒と5秒に設定しmusic player All in 1のほうを使っています)
music player All in 1
ABプレイヤー
友寄氏の暗記に関しての本(絶版なので古本しか残っていません)
友寄氏が開発したSONYの3秒メソッドに関して、現在は英会話の本が残っています。
なお、現在の円周率(π[パイ]、3.14…..)暗記は、日立社員だった原口證(はらぐち あきら)氏がSONY社員だった友寄氏の記録を塗り替えて、ギネスブックに登録されています。