昔、文楽(ぶんらく、つまり人形浄瑠璃[じょうるり])の出始め、子供のものと思われ、大人は見なかったそうです。そのうち、人形浄瑠璃を見て育った子供たちは、大人になっても観劇を続け、長い年月とともに、日本の伝統文化となりました。
アニメも同じです。
団塊などの上の世代はアニメがわからないから、理解できないのでしょう。団塊の世代が理解できないうちに、世界が理解し始め、アニメは日本文化の一つとして認められ始めました。
アニメをまったく理解できない世代で有名な長崎県の人物は、バラバラ殺人事件で有名となっている佐世保北高卒業生で小説家の村上龍(むらかみ りゅう)氏です。
村上龍氏本人がインタビュー記事の中で「アニメがなぜ面白いのか理解できない」と答えています。この世代は、日本の文化の一つが理解できない世代のようです。この世代とは、わかりあえないと感じます。
さて、機動戦士ガンダムThe origin 2「哀しみのアルテイシア」、行ってきました。
ガンダムは、西暦(A.D.)が終わり、宇宙世紀(U.C.=Universal Century)になったのちの人類史のようなものだから、歴史の一つとして見ても興味深いと思います。
一年戦争がおこる前、地球連邦に独立戦争をおこす前の時代が描かれています。アムロもシャアも、八島財閥のミライさんも、一度、すれちがっていたんですね。ジンバ・ラル(ランバ・ラルの父)の顔の描き方がすこし雑だったのが気になりました。
後(1年戦争時)にも舞台となる、テキサスコロニーは、八島財閥の個人所有だったんですね。
次回、機動戦士ガンダムThe origin 3は、来年春に上映とのこと。
ガンダム史全般
The origin 1
The origin 2