読んでおきたいピケティ

21世紀の資本 著者:トマ・ピケティ(フランス人)

まだ全部読んでいないので、さわりだけ。

21世紀の経済学について書かれた本。

昔は、一握りの大金持ちと、多数の庶民で社会が構成されていた。そして、現在、そこそこ裕福な中間層というものができたが、今後は、再び格差拡大の時代に戻ろうとしているということが書かれ、 格差拡大を防ぐにはどうすればよいのか、解決策が書かれた本。

世間で言われているように、この本は、専門書でありながら、ヒットして、ベストセラーになっています。わたくしも目を通す必要があり、購入し、読み込んでいます。

さて、在校生と保護者向けに書いておきます。

経済学や法学は、大学入学後、さまざまなことを理解してゆくには、地理・日本史・世界史の知識が必要になります。経済学には、微分・積分・数列の知識も必要になります。受験科目だけではなく、それ以外のことを知っておく必要がでてきます。学校の先生は、教育学部卒が大半で、実情を知らないようなので。

このピケティ本も、地理と歴史の知識がないと、理解できないようです。

米国では富裕層を中心にこの本が読まれ、日本では中間層に売れているそうです。税抜き5500円の本です。まず、解説本を読み、概観をつかんで本書の読み込みにいるほうが、理解がすすむと思われます。

余談
1.下の写真は、ANA(全日空)の機内販売で購入した、生チョコと抹茶クッキー。生チョコのことは、英語でもフランス語のGanacheというんですね。
抹茶クッキーと生チョコ

2.東京の羽田空港の駐車場は、巨大で間違えやすいので、食べ物で各フロアが区別してあります。2Fがメロン、3Fがバナナというように。
羽田空港駐車場

大村高校写真部OBリンク

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