被災地でボランティアする場合の心得

*画像出典:読売新聞

ボランティア保険に関して:
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読売新聞より

熊本県内の被災地では、災害支援ボランティアの受け入れ態勢が徐々に整備されつつある。

 被害の大きかった南阿蘇村で20日午前に、ボランティアセンターが設置されたほか、熊本市や益城(ましき)町などでも近く受け入れが始まる。ボランティアとして被災地の復旧に貢献するにはどんな準備と心構えが必要なのだろうか。

 全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センターの高橋良太所長によると、ボランティアは事前の準備がないまま参加すると、かえって救援活動の妨げになることもある。

 被災地では個人でもボランティアとして活動できるが、地震の発生直後は、余震も続き、現地の情報も錯綜(さくそう)する。初心者は地元の社会福祉協議会が開設するボランティアセンター(VC)に登録して、活動することが望ましい。

 VCに登録したボランティアは、避難所の手伝いや救援物資の仕分け、被災住宅の後かたづけなどの活動場所が割り振られる。ただ、無理は禁物。自分の体力や経験に見合っていないと思えば断り、別の作業を担当させてもらう。

 事前の準備も重要。ボランティアには現地での食事や宿泊場所が用意されないため、事前に確保しておく。被災地の近くに住んでいる人は日帰りで被災地に入るのも良いだろう。

 被災者の心に寄り添うことも忘れてはいけない。被災者のプライバシーに配慮し、むやみに写真撮影をしたり、被災者に「頑張って」と安易に声をかけたりせず、作業に集中すべきだ。

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