【在校生向け】「時間をお金で買う」とは、どういうことなのですか?

時は金(かね)なり、時間はお金だ(Time is Money)だと言われています。確かに、お金を出しても解決できない時間の問題がありますが、お金で解決できる時間の問題もあります。ビジネスは時間が勝負です。

具体的な例で見てみましょう。

大阪から名古屋への移動を考えてみます。約170キロの距離だと考えて下さい。大村〜博多が130キロ、博多〜小倉が55キロですから、大村〜小倉くらいの距離だと考えて見て下さい。

料金と時間の比較 大阪→名古屋

JR東海 新幹線


最高時速300キロ 所要時間50分
*料金 片道
普通車自由席 5,830円
普通車指定席(のぞみ) 6,560円

近鉄特急


所要時間125分(2時間5分)
*料金 片道 
指定席 4,260円

高速バス


所要時間180分(3時間)
*料金 片道 
指定席 3,000円

結論

目的地に到達できる所要時間によって料金が決定されていることがわかると思います。
3時間で行けるなら3,000円、2時間で行けるなら4,260円、そして50分で行けるなら6,560円。

時間をお金で買う意味、わかりましたか?

東京〜名古屋は、現在、新幹線で90分かかります。料金は、普通車指定席で 11,090円かかります。

2027年に東京〜名古屋でリニアモーターが開業します。東京〜名古屋が30分になる予定です。

おそらく、料金が2倍の2万円でも、現在の新幹線のように、ほぼ満席のような状態になると予想されます。時間をお金で買うことができるからです。そして、大阪が陥没し、リニアの拠点になる名古屋市が発展しそうです。九州ではまったく報道されていないそうですが、リニア開業にあわせ、名古屋駅周辺の再開発が急ピッチですすんでいます。

JRリニア品川駅、1月27日着工

【在校生向け】航空宇宙工学を目指すなら、九州大学より名古屋大学

名古屋出張です

「新幹線」に力を入れる安倍総理

【在校生向け】動画あり:名古屋大学の魅力(理系)

スポンサーリンク
レクタングル大広告

【このページの情報を拡散する】

スポンサーリンク
レクタングル大広告